FC2ブログ

追6)クワクサ

クワ科クワクサ属の1年草で花期は9~10月

本州~沖縄の道ばたや畑、荒れ地などに普通で、草丈30~60cm、葉っぱは互生し、卵形で3~8cm、先はとがり縁に鋸歯があります。

葉腋に雄花と雌花が混ざってつき、花が集まって球状の集合花序となります。

花序は径1cmくらい、花被片はやや紫を帯びており、白色の雄しべが放射状に広がります。
果実はそう果で紫色の花被に包まれており、種子が熟すと弾き飛ばします。

江田島市内では畑の雑草となっており、農道や荒れ地などでも普通にみます。

20160928江田島町小用(花)
s-2016-09-28 013 

20101004江田島町秋月
s-101004 213 

20181009江田島町秋月
s-IMG_2771 (2) 

20101016大柿町飛渡瀬
s-101016 078 (2) 

20181022江田島町秋月
s-IMG_4217.jpg 
スポンサーサイト



追5)クワ

クワ科クワ属の落葉高木で花期は4月ごろ

中国北部~朝鮮半島が原産といわれ、日本へは有史前に渡来、北海道~九州の山地に自生するものをヤマグワとよびます。

樹高は5~10m、葉っぱは互生し7~20cm、ハート形や切れ込みがあったりと形は様々です。

普通、雌雄異株ですが稀に同株となることもあります。

花に花弁はなく、淡黄色の小花を穂状に下げて開花、雌花序は新枝の下部につき、雄花序は枝の先端から房状に垂れ下がります。

果実は2~3cmくらいの円柱状集合果となり赤黒く熟すと、食べられます。

マグワは養蚕用に改良されたものを指し、中国あるいは朝鮮半島から、数度にわたりより高品位のものが移入されました。

養蚕の歴史は古く、5、6千年前に中国で始まったとされており、日本へは紀元前に稲作とともに伝わったであろうとされています。

途中、衰退も有ったりしますが、より高度の養蚕技術移入によって江戸時代後期に定着、明治初期になりやっと量産体制に入ることできました。

その間に蚕の飼料となるヤマグワも、より高品質のマグワへと大きく改良選抜がされ生産性の向上が図られてきました。

江田島市内においても昭和40年頃までは盛んに養蚕が行われていましたが、現在では全滅となっており、かっての桑畑は見る影もありません。

市内の山野にはマグワが先祖返りをしたのでは?と思われるヤマグワ風の雑種などが多々見られます。

ちなみに沖美町岡大王には市内最古樹では?と思われる幹回り約3m、樹高約8mくらいのマグワ雌木が健在・・・(*^。^*)です。

20120530能美町中町(雌木・果実)
s-2012-05-30 002 032 

20160722大柿町柿浦
s-2016-07-22 062 

20170522江田島町江南
s-DSCN9359.jpg 

20200502沖美町岡大王(雄木・雄花)
s-IMG_9770.jpg 

20200502沖美町岡大王(雄木)
s-IMG_9773.jpg 

20200502沖美町岡大王(雌木・巨木樹形)
s-IMG_9781.jpg 

20200502沖美町岡大王(雌木・巨木樹形)
s-IMG_9775.jpg 

追3)コウゾ

クワ科コウゾ属の落葉低木で花期は4~5月

コウゾはヒメコウゾとカジノキの雑種とされ、和紙の原料として本州~沖縄までの広い範囲で盛んに栽培された実績があり、今も高知県や茨木県で栽培されていますが、その他の地域でも低山地林縁や荒れ地などで普通にみます。

樹高は2~5m、葉っぱは互生し5~20cm、卵形や大きく2~5裂するなどの変異があります。

ヒメコウゾと違って、雌雄異株となり、雄花序は球~楕円状で約10~15mm、雌花序は球形5mmくらいで赤紫色の花柱が花火のように開きます。

果実は球状集合果で径10~15mm、6月ころに橙赤色に熟しますがヒメコウゾと比べ実付きは良くないとされます。

選抜栽培種には、赤楮(あかそ)、青楮(あおそ)、要(かなめ)、手折(たおり)、黒構(くろかじ)、高構(たかかじ)など多種があります。

江田島市内では林縁や荒れ地でふつうにみますが花期以外ではヒメコウゾとの判別が難しく、コウゾとヒメコウゾを同じものとする植物図鑑もあります。

コウゾは樹皮の繊維が強靭なことから和紙を作る材料として適しており、古くは聖徳太子が栽培を普及させともいわれています。

紙の需要が急増した江戸時代には各地各藩で四木三草の一つとして広く栽培が奨励され、広島藩においても政保3年(1646)に紙方を設け宝永3年(1706)には紙倉を設け藩内のコウゾを買い集めて藩専売品としています。

当時の江田島は良質な苗木の産地となっており、郡内に何万本もの苗を出荷した年もあるとか。

さらに延享2年(1745)、江田島鷲部の住人勘兵衛が大須差須浜にコウゾ畑を開いたとの覚書が残っており、それ以前から島内各所においてコウゾ栽培が盛況だったことが伺えます。

ちなみに勘兵衛は大須の開祖とされ、勇猛で力が強かったことから「鬼の勘兵衛」ともよばれていました(江田島町史要約)・・・(*^。^*)です。

20060424江田島町小用(雄木・雄花)
s-ヒメコウゾC 

20200427江田島町幸ノ浦(雄木・雄花)
s-IMG_9201雄 

20060424江田島町小用(雌木・雌花)
s-ヒメコウゾB 

20200428江田島町小用(雌木・雌花)
s-IMG_9332雌株 

20200428江田島町小用(雌木・開放自然樹形)
s-IMG_9384.jpg 

20180613能美町高田(雌木・果実)
s-DSCN4176.jpg 

追2)ヒメコウゾ

クワ科コウゾ属の落葉低木で花期は4~5月

本州~九州の丘陵、低山地の林縁や荒れ地に生え、樹高は2~5m、シュートはつる状に数m伸びることもあります。

葉っぱは互生し4~10cm、ふつう卵形ですが大きく3裂するなどの変異があります。

雌雄同株で新枝の基部に雄花序、伸びた新枝の葉腋に雌花序をつけます。
雄花序は球~楕円状で約10mm、雌花序は球形5mmくらいで赤紫色の花柱が花火のように開きます。

果実は球状集合果で径10~15mm、6月ころに橙赤色に熟し、甘みがあって食べられますがあまり美味しくはありません。

江田島市内では林縁や荒れ地に普通に生えており、古くは和紙の原料として栽培もされていた様子です。

ヒメコウゾとカジノキの雑種がコウゾであるとされ、ヒメコウゾとコウゾはとてもよく似ていますが、ヒメコウゾは雌雄同株で良く結実し、沢山の球状集合果をつけますが、コウゾは雌雄異株で実付きは良くないとされます。

日陰の林縁などでツルコウゾではないかと思えるほど細長く伸びたヒメコウゾのシュートを見ることがありますが、広島県内でツルコウゾはまだ未発見であるとされています。

20200430江田島町幸ノ浦(雌雄同株)
s-IMG_9466.jpg 

20200430江田島町幸ノ浦
s-IMG_9469 (2) 

20100507江田島町小用
s-100507 011 

20180603大柿町飛渡瀬
s-DSCN2847.jpg 

20190614大柿町飛渡瀬
s-IMG_8388.jpg 

追1)ヒメイタビ

クワ科イチジク属の常緑つる性木本で花期は7~8月

千葉~四国・九州・沖縄に生育し、茎から気根を出し樹皮や石垣に張り付いて10m近く成長します。

葉っぱは互生し、長楕円形で6~10cm、葉先にはやや丸みがあり、幼葉はシワシワとなります。

雌雄別株ですが花嚢は同じで10~15mmくらいの球形となり、葉腋に1個が付きます。
花嚢の内部には小さな花が密生しますが、外からはみえません。

果嚢は径15mmくらいの球形となり、秋に黒紫色に熟します。
完熟した雌果嚢は甘いといわれますが、まだ食したことはありません。

江田島市内では屋敷の石垣や塀に這わせたり、林縁などでも稀に見ます。

20100702大柿町大原(雄果嚢・不味くて食べられません・・・(^_^;)です)
s-100702 173 

20190313大柿町大原
s-IMG_1432.jpg 

20190313大柿町大原
s-IMG_1438.jpg 

20190701大柿町大原
s-IMG_9445.jpg 

20200110大柿町大原(屋敷の石垣に張り付いています)
s-IMG_3920 (2) 

20090608大柿町大原
s-ヒメイタビPICT0029 (2) 

3)オオイタビ

クワ科イチジク属の常緑つる性木本で花期は5~7月

千葉~沖縄の暖地林縁に生え、気根をだして岩や木の幹にはりつき、分枝して10m近くまで生育します。

葉っぱは互生、楕円形で4~10cm、葉先は丸く全縁で肉厚です。

雌雄別株ですが花嚢は同じで3~5cmくらいの倒卵形となり、葉腋に1個が付きます。
花嚢の内部には小さな花が密生しますが、外からはみえません。

果嚢は3~5cmくらいの倒卵形~球形となり、秋に黒紫色に熟します。
完熟した雌果嚢はジューシーで甘いといわれますが、まだ食したことはありません。

江田島市内では人家廻りなどで稀に栽培?されています。

20122102大柿町???
s-2012-12-02 002 037 (2) 

20122102大柿町???
s-2012-12-02 002 039 

20051007江田島町小用
s-オオイタビ1 

20060703江田島町小用
s-オオイタビA (3) 

20060710江田島町小用(庭木に絡んで屋根の高さまで成長)
s-オオイタビF (2) 

2)イタビカズラ

クワ科イチジク属の常緑つる性木本で花期は6~7月

福島・新潟~沖縄の林縁に生え、岩や樹木に気根で付着、分枝して10m近く成長します。

葉っぱは互生し、長楕円形で6~13cm、葉先は長くとがります。

雌雄別株ですが花嚢は同じで8~12mmくらいの球形となり、葉腋に1~2個が付きます。
花嚢内部には小さな花が密生しますが、外からはみえません。

果嚢は径12mmくらいの球形となり、秋に黒紫色に熟します。
完熟した雌果嚢はとても甘くておいしいのですが、雄果嚢はかたくて食べられません。

江田島市内では山野林縁、人家廻りなどに普通に生えていますが、雌株はめったにみません。
屋敷の石垣やブロック塀などに絡ませ生け垣とすることもありますが、葉っぱの先端が丸く、やや樹勢のおとなしいメイタビが使われることの方が一般的です。

20120918江田島町鷲部(雌果嚢・味は甘いブルーベリーみたいです)
s-2012-09-18 002 046 

20090520江田島町小用(雄果嚢・不味くて食べられません)
s-イタビカズラCIMG4546 

20200418江田島町小用(雄果嚢)
s-IMG_8639.jpg 

20100130江田島町小用
s-イタビカズラ100130 110 (2) 

20180323江田島町鷲部(葉っぱ)
s-DSCN3170.jpg 

20170513江田島町小用
s-DSCN8261.jpg 

1)イヌビワ

クワ科イチジク属の落葉小高木で花期は4~5月

関東以南~沖縄の山野にふつうに生え、樹高3~5m、葉っぱは互生し卵状楕円形で8~20cm、先は尖りほぼ無毛となります。

雌雄別株ですが花嚢は同形で1~2cmくらいの球形となり、葉腋に1個ずつが付き、内部に小さな花が密生します。

雌果嚢は径2cmの球形となり、秋に黒紫色に熟します。
完熟した雌果嚢は甘くておいしいのですが、雄果嚢はかたくて食べられません。

葉っぱが柳葉状に細長いものをホソバイヌビワと呼びます。

江田島市内では山野に普通に生えており、農道脇などの日当たりが良い富栄養地に生えた雌株の完熟果嚢は甘くておいしいです。
稀にホソバイヌビワも見ます。

20120626江田島町秋月(雄花嚢の蕾)
s-2012-06-26 002 164 

20190716江田島町小用(雄花嚢の開花)
s-20190716 (7) 

20180816江田島町秋月(雌果嚢)
s-DSCN8836_2020050115391635f.jpg 

20180816江田島町秋月
s-DSCN8838.jpg 

20190822能美町鹿川
s-20190822 (52) 

20170522江田島町江南(ホソバイヌビワ)
s-DSCN9362.jpg 

35:クワ科

1)イヌビワ2)イタビカズラ
s-イヌビワB (2)s-イタビカズラCIMG4546
3)オオイタビ追1)ヒメイタビ
s-2012-12-02 002 037s-100702 173
追2)ヒメコウゾ追3)コウゾ
s-IMG_8387.jpgs-100425 093 (2)
追4)カジノキ追5)クワ
s-2015-05-06 058s-2012-05-30 002 032
追6)クワクサ
s-101016 078 (2)

1)カナビキソウ

ビャクダン科カナビキソウ属の多年草で花期は4~6月

北海道南部~沖縄の日当たりのよい草地に生える半寄生植物で、草丈10~25cmで直立し茎には稜があります。

分枝は少なく、葉っぱは線形で尖り2~4cm、花弁はなく、白い筒状の花被が4~5裂して花びら状に開いて、径5mmくらいとなります。

果実は楕円状つぼ形で2mmくらい、中に2mm弱でシワのある種子1個が入ります。

種子はアミメアリやトビイロシワアリによって巣穴に持ち込まれ、アリ散布型と呼ばれる特異な繁殖をします。

残念ながら現代の江田島市内では未発見、全力で探査中・・・m(__)mです。

探索中の植物ですAAA 

34:カナビキソウ(ビャクダン)科

百年前に記録された「江田島村の植物」ではカナビキソウ科と記されていますが、植物分類学の進展により今はビャクダン科とされました。
1)カナビキソウ
探索中の植物ですAAA

追9)ヒメツルソバ

タデ科イヌタデ属の多年草で花期は5~11月

ヒマラヤが原産地で明治の頃にロックガーデン用に導入された植物ですが、強健で繁殖力が強く各地で野生化しています。

茎は横に這い、一株で直径50cmほどに広がります。
葉っぱは3cmくらいの楕円形で先が尖り、紫色のV字形斑紋が目立ちます。

花はピンク色の集合花で小さい花が球状に集まり、径15mmくらいの金平糖状となります。

江田島市内では栽培品が逸脱し、民家近くの空き地や道端などで雑草化しています。

20171023能美町中町
s-DSCN3754.jpg 

20171115江田島町江南
s-DSCN5832.jpg 

20181127江田島町小用
s-IMG_5795.jpg 

20180423大柿町大君
s-DSCN7845 (2) 

20171005江田島町切串
s-DSCN2256.jpg 

20100712江田島町小用
s-100712 069 (2) 

追8)シャクチリソバ

タデ科ソバ属の多年草で花期は9~11月

インド北部~中国が原産地で、明治の始め小石川植物園で薬用栽培されたものが、各地に逸出し野生化しました。

草丈は50~100cm、茎は束生して中空、葉っぱは互生し6~12cmくらいで正三角形となります。

花被(ガク)は白色で径6mm、葉腋から花枝を出し分枝した先に散房花序につきます。
果実は黒色で5mmくらいの三角3稜形となります。

江田島市内では田んぼ跡地や農道脇などで稀に見ますが、条件が良ければ群生もします。

20170924大柿町飛渡瀬
s-DSCN1389 (2) 

20181029大柿町飛渡瀬
s-IMG_4839.jpg 

20181029大柿町飛渡瀬
s-IMG_4842.jpg 

20131109大柿町飛渡瀬
s-2013-11-09 002 050 

20110923大柿町飛渡瀬
s-110923b 149 

20100729沖美町三吉
s-100729 103 

追7)シロバナサクラタデ

タデ科イヌタデ属の多年草で花期は8~11月

北海道~沖縄の水湿地に生え、雌雄異株となります。

草丈は50~100cm、茎は直立してよく分枝し、葉っぱは7~15cm、披針形で先は尖り基部はくさび形となります。

花序は5~10cmくらいの穂状で垂れ下がり、花びらはありませんが、白色の花被(ガク)が5裂し、径6mmくらいの花状に開きます。

花被には腺点があり、果実は黒く円盤3稜形で3mm弱となります。

江田島市内では水田跡や沼地などで稀に見ますが、条件が良ければ群生もします。

20140903大柿町飛渡瀬
s-2014-09-03 082 

20160908大柿町飛渡瀬
s-2016-09-08 072 

20110923大柿町飛渡瀬
s-110923b 091 

20110923大柿町飛渡瀬
s-110923b 109 

20110923大柿町飛渡瀬
s-110923b 110 

20101018江田島町切串(サクラタデ・栽培)
s-101018 102 

追6)ヤナギタデ(ホンタデ)

タデ科イヌタデ属の1年草で花期は6~11月

北海道~沖縄の河原など水湿地に生え、茎は直立して分枝、草丈は40~60cmとなります。

葉っぱは5~10cmで披針形、基部はくさび形となり両面に腺点があます。

開花はまばらで、5cmくらいの穂状となり、花被は淡紅色で腺点が多く4~5裂して花びら状に開きます。
そう果は3稜の円盤形で3mmくらいとなります。

辛み成分があり薬味として利用されます。

江田島市内では稀ですが川岸や水田廻りで見ることがあります。

20140925大柿町深江
s-2014-09-25 163 

20190908江田島町幸ノ浦
s-20190908 (153) 

20061013大柿町大君
s-CIMG3526.jpg 

20111014能美町中町
s-111014b 020 

追5)アレチギシギシ

タデ科ギシギシ属の多年草で花期は6~10月

ヨーロッパが原産地で明治のころに渡来、日本全土の道端や川岸、鉄道沿いなどでふつうに見られます。

草丈は40~120cm、葉っぱは10~20cmの長楕円形、花序は茎先に間隔をおいて輪生状となり、花のあとの内花被片は中央にそう果をもち翼状となります。

江田島市内では道路や農道脇の荒れ地などで普通にみます。

20110613江田島町大須
s-110613 173 

20110530沖美町三吉
s-110530 010 

20120614江田島町津久茂
s-2012-06-14 002 062 

追4)オオイヌタデ

タデ科イヌタデ属の1年草で花期は6~11月

日本全土の道端や荒れ地、河原に生え、茎は分枝し草丈80~200cm、葉っぱは披針形で先は尖り15~25cmとなります。

花序は3~7cmで淡紅色~白色、花びらはありませんが花被が4~5裂して花に見えます。
そう果は円盤状で黒褐色、2mmくらいです。

江田島市内では農道脇の荒れ地などで稀にみます。

20180829江田島町江関
s-DSCN9777.jpg 

20180829江田島町江関
s-DSCN9764.jpg 

20180829江田島町江関
s-DSCN9763.jpg 

20180829江田島町江関
s-DSCN9762.jpg 

20060921大柿町大原
s-CIMG2714.jpg 

追3)ウナギツカミ(アキノウナギツカミ)

タデ科イヌタデ属のつる性1年草で花期は5~10月

北海道~九州の水辺や湿地に生育し、茎は分岐しながらつる状に伸びて1mくらい、茎は四角形で稜に逆刺があります。

葉っぱは互生し葉の基部は心形で、全体は5~10cmの長披針形となります。

枝先に淡紅色の花を球状につけ、花序は直径約1cm、花びらは無く花被片は5枚で紅紫色を帯びます。

そう果は花被に包まれ、3稜形卵形で3mmくらいとなります。

江田島市内では小川沿いや半日陰の農道や林道などの湿地でまれに見ます。

20111001大柿町大君
s-111001b 023 (2) 

20111001大柿町大君
s-111001b 026 (2) 

20111001大柿町大君
s-111001b 027 (2) 

追2)アキノミチヤナギ

タデ科ミチヤナギ属の1年草で花期は9~10月

北海道~九州の海岸に生え、草丈は80cm、葉っぱは3cmくらいの長楕円形~披針形となります。

花は葉腋に2~3個ずつが束生しますが、花の前に葉っぱが枯れ落ちることもあり、その場合は穂状花序のように見えます。

花弁は無く花被が5裂して、径5mmの白い花にみえます。
そう果は3稜形で3mm、花被に包まれますが先端部が少し見えます。

江田島市内では海岸の砂浜で普通にみます。

20110820江田島町津久茂(披針形の葉っぱが残っています)
s-110820b 019 (2) 

20180817江田島町津久茂
s-DSCN8892.jpg 

20180817江田島町津久茂
s-DSCN8898.jpg 

20190725大柿町深江
s-20190725 (129) 

20191017江田島町津久茂
s-DSCN2755.jpg 

20191017江田島町津久茂
s-DSCN2759.jpg 

追1)ミズヒキ

タデ科イヌタデ属の多年草で花期は8~10月

北海道~沖縄の低山地や林縁に生育、茎は直立し草丈は40~80cmです。

葉っぱは5~15cmの楕円形~広楕円形で先は尖り、幼葉の表面には帯紫色の斑が目立ちます。

花弁は無く、花被(ガク)が4裂、上側の裂片は赤色で下側の裂片が白くなります。
そう果は3mm弱の卵形で萼に包まれます。

江田島市内では半日陰の農道や林道脇などで群生しており普通にみます。
花被の全てが白い品種をギンミズヒキとよび、市内でもまれに自生します。

20170911江田島町秋月
s-DSCN9965 (2) 

20150923能美町中町
s-2015-09-23 120 

20150923能美町中町
s-2015-09-23 125 (2) 

20181009江田島町秋月
s-IMG_2369.jpg 

20101004江田島町切串
s-101004 029 (2) 

20180525呉市二河峡
s-DSCN1380.jpg 

20150905江田島町切串(ギンミズヒキ・花被が白色)
s-2015-09-05 043 (2) 

9)ママコノシリヌグイ

タデ科イヌタデ属の1年草で花期は5~10月

北海道~沖縄の荒れ地や水辺に多く、茎はつる状でよく分枝し逆棘を引っ掛けて、1~2mくらい伸びます。

葉っぱは三角~長三角形で5cmくらい、葉柄は長く逆刺があます。

花は数個が集まり枝先で頭状花序となります。

花びらはありませんが、花被は紅色で5深裂し5mmくらい、果実は花被に覆われ目立ちませんが、ふくれた3稜形で3mmくらいとなります。

江田島市内では水田廻りや農道脇などに普通、花は綺麗ですが鋭い棘がありますのであまり近づきたくない植物、間違いなく児童虐待となりますので、決してお子様の尻を拭いたりはしないで下さい・・・(^_^;)です。

20180810江田島町鷲部
s-DSCN8472 (2) 

20170611沖美町是長
s-DSCN2366.jpg 

20180602江田島町津久茂
s-DSCN2464.jpg 

20180816江田島町秋月
s-DSCN8798_20200329092222174.jpg 

20170923江田島町鷲部
s-DSCN1276_20200329092216fd8.jpg 

20181022江田島町秋月(白花)
s-IMG_4205 (2) 

8)ウラジロサナエタデ

タデ科イヌタデ属の1年草で花期は5~10月

北海道~九州の道端や田の畦などに生え、草丈は30~60cm、葉っぱは披針形~卵状披針形で、長さ4~12cm、葉先は鋭尖形で、裏面には白い綿毛が密生します。

花は枝先で3~5cmの穂状の総状花序となり、花被は白色~淡紅色、長さ3mmくらいで5深裂します。
そう果はレンズ形か3稜形、黒色で光沢があります。

サナエタデの変種とされ、葉裏が真っ白で5月頃から咲き始めるのが発見の手がかりとなりそうですが、残念ながらサナエタデもウラジロサナエタデも江田島市内においては現時点で未発見。

百年前の江田島村にはあったとされていますので、きっとどこかに・・・
全力にて探索中・・・m(__)mです。

探索中の植物ですAAA 

7)スイバ

タデ科ギシギシ属の多年草で花期は5~8月

北海道~九州の道ばたや田畑の廻りの日当たりで普通に見ます。

草丈は50~80cm、雌雄異株で、根生葉はロゼット状に集まり長楕円で20cmくらいとなります。

花は淡紅紫色の花被片(ガク)に包まれ、茎の先に大きな円錐花序となります。
雌株につく果実で団扇を連想させる翼状のものは、内萼片が大きくなったもので、6mmくらいとなります。

江田島市内では道路脇や田畑の廻りでごく普通にみます。

ギシギシによく似ますが、スイバは全体が小型で茎や葉が赤みを帯びています。
春先の若芽は山菜として利用されます。

20110323江田島町鷲部(ロゼット状の葉っぱ)
s-110323b 124 

20200318沖美町三吉
s-IMG_6908.jpg 

20200318沖美町三吉
s-IMG_6907.jpg 

20180410江田島町小用
s-DSCN5545.jpg 

20180413大柿町柿浦
s-DSCN6175 (2) 

20170512江田島町切串
s-DSCN8105.jpg 

6)ギシギシ

タデ科ギシギシ属の多年草で花期は6~8月

北海道~沖縄の道ばたや田畑の廻りなどの、やや湿気た日当たりで普通にみます。

草丈は60~100cm、葉っぱは下部でロゼット状に集まり、10~25cmの長楕円~くさび形となります。

花は薄緑色の花被片(ガク)に包まれ、茎の先に円錐花序となってギッシギシにつきます。
果実をとりまく被片は心円形で5~7mm、果実は3稜形で3mm弱となります。

江田島市内では田んぼや用水路廻りでごく普通にみます。
葉を開く前のぬるっとした若芽は「オカジュンサイ」と称され食用とする地域もあります。

20100421江田島町小用(ロゼット状の葉っぱ)
s-100421 004 

20110423江田島町江南
s-110423b 095 

20060713江田島町小用
s-CIMG1901.jpg 

20170425江田島町中央
s-DSCN5946 (2) 

20170428能美町高田
s-DSCN6323_20200328113829b3f.jpg 

5)ミチヤナギ(ニワヤナギ)

タデ科ミチヤナギ属の1年草で花期は5~10月

「江田島村内植物」ではニワヤナギと記されていますが、近年ではミチヤナギが一般的名称です。

日本全土の道ばたや荒れ地にふつうで、草丈は10~40cm、茎はよく分枝します。

葉っぱは互生し、15~30mmの長楕円~線状披針形で、花は径4mm、葉腋に1~数個が束生して付きます。

花びらは無く、花被(ガク)は5裂し、花被片の内は白色で中心部は緑、外面は緑色で片の先端部が淡紅色となります。
そう果は黒褐色の3稜形で3mmくらいです。

江田島市内では、農道脇の日当たりで稀に見ますが、よく似たアキノミチヤナギなら海岸砂地などで普通に見られます。

20100723江田島町津久茂
s-100723 029 (2) 

20100723江田島町津久茂
s-100723 029 (3) 

20100723江田島町津久茂
s-100723 030 (2) 

4)イヌタデ

タデ科イヌタデ属の1年草で花期は6~10月

日本全土の畑や荒れ地などにふつうに生え、草丈20~50cm、葉っぱは互生し、柳葉形で先は尖ります。

花穂は2~5cmで、紅紫色の小さな花を多数つけます。

花びらに見える花被(萼片)は2mmくらいで4~5裂し、そう果は3稜形で黒色です。

江田島市内では、やや湿気た田んぼや畑の近く、農道脇などに群生して生えます。

薬味などの食材として利用されるタデ(ヤナギタデ・ホンタデ)と違い、葉っぱに辛味がなく役に立たないという意味で「イヌタデ」と名付けられました。

20140807江田島町鷲部
s-2014-08-07 089 

20111014能美町中町
s-111014b 022 (2) 

20171023能美町鹿川
s-DSCN3751 (2) 

20171106能美町高田
s-DSCN5301.jpg 

20161102江田島町切串
s-DSCN7507_20200316143653da3.jpg 

20181015沖美町三吉
s-IMG_3523.jpg 

3)ミゾソバ

タデ科イヌタデ属の1年草で花期は7~10月

北海道~九州の田んぼ廻りなどの水辺に多く、草丈は30~70cm、茎は中空で小さなとげがあります。

葉っぱは4~10cmの幅広ほこ形で基部に耳があり葉先は尖ります。

花弁に見えるものは萼なのですが、径6mmくらいで元の方が白くて先が薄紅色となり、多数が球状に集まります。

果実は3稜形で径3mmくらいとなります。

江田島市内では元水田であった荒れ地などで群生、湿気た農道脇や農業用水路などで普通にみます。

20140925大柿町深江
s-2014-09-25 159 (2) 

20101004江田島町切串
s-101004 063 (2) 

20141124大柿町大原
s-2014-11-24 100 

20141011大柿町小古江
s-2014-10-11 010 

20181012江田島町鷲部
s-IMG_2910 (2) 

20181014江田島町切串(田んぼ跡)
s-IMG_3402.jpg 

2)イシミカワ

タデ科イヌタデ属のつる性1年草で花期は7~10月

北海道~沖縄の川原や農道脇などに生え、草長1~3m、つる状で絡まり茎に下向きの鋭いトゲがあります。

葉っぱは三角形で2~7cm、花は黄緑色で6mmくらい、つる先または葉腋で短い偽総状花序となります。

果実は6mmくらいで数個がブドウのようにつき、色は青色~紫色で光沢があり、とても目立ちます。
そう果は黒色で球形、3mmくらいです。

江田島市内では、河原や海岸、農道周りのやや湿気た日当たりで普通にみます。

20180626江田島町中央(偽総状花序)
s-DSCN5508.jpg 

20170905江田島町小用(未熟果)
s-DSCN9207.jpg 

20110901大柿町飛渡瀬
s-110901b 032 

20141001江田島町秋月
s-2014-10-01 061 

20171012江田島町中央
s-DSCN3020.jpg 

20141012江田島町鷲部
s-2014-10-12 035 

1)イタドリ

タデ科ソバカズラ属の多年草で花期は7~10月

北海道~九州の山野に普通、草丈50~150cmで茎は太くて中空、葉っぱは互生し広卵形で6~15cm、葉先は尖ります。

雌雄異株、花は白色~紅色で5裂し、葉腋から出た枝先に小さな花を多数つけます。

花後、雌花の花被片3枚が翼状にはりだし、中のそう果は8mmくらいで黒褐色となります。

花の色が赤みを帯びたものはベニイタドリと呼ばれ亜種とされます。

江田島市内では農道脇や荒れ地に普通、山上~海岸までどこにでも見ます。

新芽は紅紫色でタケノコみたいにグングンと伸びますが、折り取って皮をむき山菜とする地域もあります。
全草にシュウ酸を含みますので、生を多食するのは危険です。

20111107江田島町大須
s-111107b 010 (2) 

20140929江田島町切串(ベニイタドリ)
s-2014-09-29 110 

20140923江田島町小用
s-2014-09-23 093 

20150923能美町中町
s-2015-09-23 204 

20140923能美町中町
s-2014-09-23 092 

20180408能美町高田
s-DSCN5251 (2) 

20110417江田島町小用(江田島町ではスッポンとよびます)
s-110417b 068 (2) 

33:タデ科

1)イタドリ2)イシミカワ
s-DSCN0415 (2)s-2014-10-01 063
3)ミゾソバ4)イヌタデ
s-2013-11-09 002 002s-101011 058
5)ミチヤナギ(ニワヤナギ)6)ギシギシ
s-100723 030s-DSCN6323.jpg
7)スイバ8)ウラジロサナエタデ
s-DSCN8106.jpg探索中の植物ですAAA
9)ママコノシリヌグイ追1)ミズヒキ
s-DSCN1276.jpgs-s-20190903 (140)
追2)アキノミチヤナギ追3)ウナギツカミ
s-s-110820b 020s-s-111001b 021 (2)
追4)オオイヌタデ追5)アレチギシギシ
s-s-DSCN9779.jpgs-s-110613 173 (2)
追6)ヤナギタデ(ホンタデ)追7)シロバナサクラタデ
s-20190908 (156)bs-DSCN9753.jpg
追8)シャクチリソバ追9)ヒメツルソバ
s-DSCN1387 (2)s-DSCN2255 (2)
カレンダー
04 | 2020/05 | 06
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
検索フォーム
カテゴリ
リンク
最新記事
月別アーカイブ
プロフィール

わきです

Author:わきです
FC2ブログへようこそ!