玖珂層群 層状チャート

江田島地図2分割北(津久茂西) 

この付近を観察すれば、江田島の数億年の歴史がすべて記録され残っています。

なを、当地域を解説したより正確な資料として、
広島県立教育センター作成の

「花崗岩とルーフペンダントの泥岩・チャートの地層-江田島市津久茂」
が、あります。

CIMG8021 

海岸に突き出た小山は1億7千万年から1億4千万年前にイザナギプレートから海溝に落ち込んだ海洋底です。

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(画像の左右2m)
海溝にスベリ落ちた衝撃で複雑に変形しています。
白っぽく見える部分は、放散虫、黒っぽい部分は主に火山噴火の灰が降り積もったものです。

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(画像の左右7cm)
一般に放散虫が海底に1cm降り積もるのに数千年かかりますので、平和な?海が数万年続いた後に大規模火山の噴火があり、また数万年の穏やかな気候の後に大噴火で舞い上がった火山灰が海洋底に降り積もる、と、飽きることの無い繰り返しが永遠に続くのが、本来の地球のあり方なのかも・・・(^_^;)です。

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(画像の左右40cm)
この層状チャートは先の画像にくらべ、、火山灰の部分がとても薄くなっています。
つまりは、火山が活発に活動している大陸周辺部から離れた場所で、火山灰が飛んでこない大洋の真ん中あたり、たとえばサイパン?グアム?のあたりで放散虫だけが降り積もった?・・・(^_^;)とか。

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(画像の左右40cm)
この薄っぺらなチャートができた頃は、数百年ごとのとても短いサイクルで火山が爆発していたとか、あるいは陸に近い場所で堆積したため、毎年雨季の時期に大陸からの泥水が降り積もったのではとか、色々イマジン・・・(*^。^*)です。
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畑の隅っこの江田島花崗閃緑岩

江田島地図2分割北(津久茂南) 

風化を免れた江田島花崗閃緑岩があります。

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(画像の左右15cm)
中粒角閃石含有花崗閃緑岩とも呼ばれ、角閃石の1cm近い結晶が視認できます。
トーナル岩化した部分で、カリ長石が少なく、白い斜長石を多く含んでいます。

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(画像の左右15cm)
黒雲母の目立つ部分で、黒雲母トーナル岩とも呼ばれます。

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(画像の左右150cm)
海岸には、呉花崗岩に捕獲された江田島閃緑花崗岩もあります。

クマン岳登山道の帆かけ岩(中粒黒雲母花崗岩)

江田島地図2分割北(帆かけ岩) 

江田島町の最高峰、クマン岳(399.8m)の南約500mの登山道脇で風をはらんでいます。

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ほんの数十年前までは、眼下に見える江田内湾に、白い帆を大きく広げた舟が行き来していたことでしょう。
手前の海面が江田内、遠くには山口県の阿多田島や、周防大島が見えます。

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昭和53年6月1日、この帆かけ岩のすぐ下から火の手が上がり、火炎は2昼夜に渡って燃え広がり、江田島町森林面積の80%約1000haを焼失しました。
あれから30数年になりますが、いまだに焼け残って黒く炭化した木々や、煤けた岩肌を見ることがあります。

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右の尖った山が古鷹山山頂です。
完全焼失から30年、やっと緑を回復した山々です。
中腹を横切る林道は、森林火災のあと防火道として整備されました。

111213b 070 

ご参考までに・・・(*^。^*)です。

南極の石・巨大水晶・和田さんの黒水晶

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(画像の左右30cm)
江田島町内、民家の玄関先に南極の石・・・(*^。^*)です。
かって、南極観測船の乗員として活躍された方が多くお住まいの、この島には各家庭に1個ずつ南極の石が保管されています。
と、言うのはまったくの冗談ですが、南極ブーム?のころは、彼方此方の公共施設の展示スペースに飾られていました。

今は、南極からの持ち出しが禁止されているようですし???、飽きられ、捨てられる前になんとか・・・(^_^;)です。

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(水晶の高さ30cm)
民家の裏庭に、巨大水晶・・・(*^。^*)です。
写真の撮り方がまずいのですが、形は六角形で水晶そのものです。
ただ、石質が今一つ・・・(^_^;)かな。

島根県の浜田近辺にも巨大水晶の産地が有ったと聞きましたが、この水晶は多分、近くの山に転がっていたのを持ち帰ったのだろうと・・・(^_^;)です。

厳島砲台黒水晶(東大) 
(ネット検索画像)
江田島の島内で発見されたものでは有りませんが、すぐ隣の厳島で見つかった、巨大水晶です。
和田さんって方に引き取られ、東京の博物館に収蔵されています。

海上自衛隊第一術科学校の大講堂と教育参考館

江田島地図2分割北(海上自衛隊) 

大正6年(1917)当時約30万円かけて建設されたもので、国会議事堂(昭和16年完成)に使用されたものと同じ、倉橋町納の「桜みかげ」を使用した、と、言われていましたが、実際は別の産地の花崗岩ではないか?と諸説あります。

CIMG5485b 

以下、「海上自衛隊第一術科学校」ホームページより引用

鉄骨煉瓦石造の大講堂は大正6年(1917年)に兵学校生徒の入校式、卒業式また精神教育の場として建築されました。
外壁には瀬戸内海産の花崗岩を使い、内部はほぼ吹抜けとなっており、約2000名の収容能力があります。
90年以上経った今日も、変わらぬ姿で、建っております。

CIMG8825b 

現在は幹部候補生、自衛隊生徒等の入校式、卒業式等儀式に使用しております。

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この建物は教育参考館と呼ばれ、外装には真っ白い花崗岩が使用され、内装の大理石にはアンモナイトの化石を見ることが出来ます。
昭和11年(1936)に建築されました。

梵字の刻まれた、えびすの岩(花崗岩)

江田島地図2分割北(梵字) 

道路脇の畑(駐車場)の奥に大切に祭られています。

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(画像の左右90cm)
江田島町史によれば、
磨崖仏を簡略化した「種子」を刻む。
銘は阿弥陀の「種子」でキリークに円相を伴い、室町時代の造立。
と、あります。

CIMG2214b 

岩の大きさは縦2,7m横3,3mで、円相の直径60cm、種子の高さ35cmと言われます。
岩はおそらく江田島閃緑花崗岩で、風化を免れたコアストーンだと思いますが、恐れ多くて近づくことが出来ません。

長石巨晶と瑪瑙

江田島地図2分割北(自動車学校) 

江田島町史では、この付近で金雲母が採掘された?とか。

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(画像の左右15cm)
山から転げ落ちた、花崗閃緑班岩の大岩に長さ6cmの巨大長石結晶を見ました。

CIMG7616 
(画像の左右15cm)
呉花崗岩の割れ目に瑪瑙が析出しています。
島内の石器時代の遺跡から、この瑪瑙で作った、矢尻とかナイフとかが出てくるかも?・・・(*^。^*)です。

風化の進んだ、閃緑班岩

江田島地図2分割南(秀崎) 

島内では、もっとも後の時代に貫入したと言われる閃緑班岩です。

CIMG7559 
(画像の左右150m)
海岸の岩壁に幅50cm、長さ5mの露頭が確認できます。

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(画像の左右120cm)
閃緑班岩と呼ばれますので、本来は緑っぽい色をした岩石なのですが、長い年月の風化で、灰色に変色し堆積岩かと見まがうほどです。

風化の進んだ、黒雲母花崗斑岩

江田島地図2分割南(秀崎) 

この地域では、南北に走る黒雲母花崗斑岩岩脈の南側端部を見ることができます。

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花崗斑岩の先端部は早瀬方向を指して海中へと消えます。
なお、花崗斑岩と、斜長石や有色鉱物を多く含む花崗閃緑班岩は、同じ脈の中でも漸移します。

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(画像の左右15cm)
白いツブツブは石英で、最大1cmくらいありますが、残念なことに結晶は不完全です。

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(画像の左右15cm)
不思議なことに、ひび割れの中心は丈夫なはずの、石英の部分から始まっているようです。
もう少し詳しく観察すれば、あらたな発見?があるかも・・・(*^。^*)です。

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(画像の左右50cm)
熱が加わった(ゴミを燃した?)と思える付近の花崗斑岩は、周りよりも赤い色に変色しています。
他の地域の花崗斑岩にも、同じように赤く変色した部分をよく見ますので、これもおもしろ発見に繋がるかも・・・(*^。^*)です。

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(画像の左右80cm)
左側のぶつぶつ岩盤が元から有った呉花崗岩で、右が後から貫入した花崗斑岩です。
境界面は直線的です。



堆積した珪石と閃緑班岩

江田島地図2分割北(小方) 

この付近の山を探検すれば面白そうな感じなのですが、鬱蒼としたジャングル状態で人が入り込むのを拒んでいます。

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道路脇の堆積土です。

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(画像の左右25cm)
その中には花崗岩や、花崗斑岩にまじって珪石(石英)の岩塊も多く含まれています。

古老の話を聞けば、戦時中はこの山の奥で、数人の人夫を雇って珪石を堀り出していたそうな。
その時の副産物として水晶もあり、地元の子供らはそれを貰って喜んでいたそうな。

CIMG7629 
(画像の左右80cm)
もう少し南に進むと、道路脇に閃緑班岩の路頭もあります。
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