FC2ブログ

花崗斑岩が捕獲した石英閃緑岩

江田島地図2分割南(鳶ヶ鼻) 

柿浦港の南に鳶ヶ鼻と呼ばれ、干潮時には陸続きとなる小島があります。

CIMG8499 
(画像の左右25cm)
島として残った部分は呉花崗岩よりも風化に強い、花崗斑岩でできています。
その花崗斑岩が岩脈となって貫入上昇したとき、呉花崗岩よりも深部にあった石英閃緑岩を剥ぎ取って昇ってきました。

地下深部に巨大な溶融岩体がある場合、花崗岩はもっとも後に形成されます。
カンラン岩>班れい岩>石英閃緑岩>花崗岩の順に岩体の下の方に堆積し固化します。
また、花崗岩は比重が軽いため、固化した後も長い年月をかけ、地上を目指して昇ってきます。
そんな花崗岩の下で、またまた新たな岩体が溶融し、地殻を割って飛び出してくるなんて・・・ピューーー、大地はいつでも、いつまでも、動いてるんですねぇ~。

風化耐性の違いから石英閃緑岩を取り囲む花崗斑岩には放射状の亀裂が入っています。

CIMG8498a 

干潮時の鳶ヶ鼻(トビガハナ)と、海の向こうには呉市市内が霞んでいます。
近くの無人島「引島」も花崗斑岩の岩脈でできています。
スポンサーサイト



含方鉛鉱曹長石質閃長岩

江田島地図2分割南(飛渡瀬) 

探しては見たんですが♪・・・
見つけにくいもので♪・・・
机の引き出しにも入っていませんでしたし♪・・・(^_^;)です。

CIMG2401 
(画像の左右35cm)
地質調査所発行の資料によりますと、この付近に方鉛鉱を含む閃長岩の岩脈があるとか・・・ ヽ(〃^-^)/ です。

「カリ長石、斜長石、石英の量比によって、閃長岩、モンゾニ岩及び、石英モンゾニ岩とよばれる。当地域の閃長岩は、母岩の呉花崗岩の破砕面に沿って、閃長岩成分と、鉛や曹長石が浸透し発達した、交代性閃長岩である。」

藪をかき分けて見ましたが、残念ながらそれらしい、岩脈を見つけることが出来ませんでした。
帰り道、ミカン畑の石垣に、それらしい感じの石がありましたので、画像だけいただきましたが、果たしてこの石がそうなのか?、まったく自信がありません・・・(^_^;)です。

CIMG2400 

おそらく、この送電用鉄塔の取り付け工事中に発見され、整地作業で削り取られたのでは???です。

飛渡瀬(閃長岩) 
(地質調査所資料より)
含方鉛鉱曹長石質閃長岩は、矢印の先、記号Syです。

カレンダー
01 | 2012/02 | 03
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 - - -
検索フォーム
カテゴリ
リンク
最新記事
月別アーカイブ
プロフィール

わきです

Author:わきです
FC2ブログへようこそ!