長石(4/4)
もっと知りたい長石・・・(*^。^*)です。
(画像の左右2cm)
薄いブルーのアマゾナイト(天河石)です。
青色は微量の鉛によって発色します。
(画像の左右2cm)
幅50cm、長さ1mの長石質ペグマタイトの中心部に、金雲母が少々と、アマゾナイトの欠けらが1個だけ・・・(^_^;)でした。
(画像の左右1,5cm)
硬い石英質の晶洞から取り出した、石英塊の空隙にカリ長石の小さな結晶が並んでいました。
(画像の左右5cm)
石英質の晶洞内に小さな水晶と共に結晶していた、正長石?たぶん・・・(^_^;)です。
普通にカリ長石と呼ばれる場合はカリウムの他に少量のナトリウムやカルシウムを含有しますが、 純粋にカリウムだけで出来たカリ長石を正長石と呼びます。
(倍率約10倍)
画像はカリ長石の結晶面です。
新鮮な長石の表面は、人肌のような妖しさがあります・・・(*^。^*)です。
長石の分類はとても難しいのですが一般には上の△図を使って説明されます。
長石には、Ca,Na,K の各成分に富む灰長石・曹長石・カリ長石の3種と、それぞれの端成分(Ca,Na,K)の間には化学組成が連続的に変化した一連の長石固溶体が存在します。
このうち,カリ長石は,石英と同様におおむね単独に存在しますが、灰長石と曹長石は固溶体をつくって一つの鉱物として振る舞い,斜長石と呼ばれ、曹長石とカリ長石の固溶体をアルカリ長石と呼びます。
また、結晶構造の違いによる分類や微量含有物によって見た目や名前も大きく変わります。
なを、灰長石とカリ長石の固溶体は自然界には存在しません。