津久茂 国立江田島青少年交流の家
津久茂山の北に「国立江田島青少年交流の家」があります。
もとは「青年の家」とよばれていましたが、近年になって、少年も含めた名称に変わりました。
海洋活動が可能な、全国唯一、海の「青年の家」として昭和43年7月22日開所、ピーク時には年間10万人もの若人が研修に訪れたと云います。
その後、経営の危うい時期もありましたが、平成13年独立行政法人に移行、平成18年名称を「青少年交流の家」とし、あらたな事業展開をはかっています。
入口に通ずる道路にはフェニックスの並木があり、海洋と南国感を醸し出しています。
ちなみに、一般的にフェニックスと呼ばれている、この椰子は、アフリカ西海岸やカナリア諸島が原産の、「カナリーヤシ」のことです。
日本では東京以南で生育可能で、宮崎県では県木に指定されています。
高台にある管理研修棟です。
両側を小さな岬に囲まれて、交流の家専用のプライベートビーチがあります。
真っ白い砂のビーチでは、専門スタッフのもと、遊泳やカヌー研修が行なわれます。
別の入り江には、カッターの格納庫や揚収設備もあって、上級者には宮島まで往復する、1日コースも用意されています。
毎年11月中旬には、地域交流の一環として、フェステバルが開かれ、地元住民にも開放されます。
今年のフェステバルでは、白いカモメが、流木で作られた長椅子の上を舞っていました・・・(*^。^*)です。
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