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追1)サカキカズラ

キョウチクトウ科サカキカズラ属の常緑つる性木本で花期は4~6月

千葉県以西の太平洋沿岸域に分布、瀬戸内海地方では分布の報告は少ないが、小豆島や宮島では生育が確認されています。

つる性でサカキに似た葉っぱをもち、他の高木に絡まって成長します。
花は淡黄色で直径1cm弱、テイカカズラの花に似ていますが花弁が細く色も目立ちません。

江田島市内ではおそらく、江田島町の鷲部林道で生育中の幼木1本のみだと思いますが、種はタンポポのように綿毛があって風で遠くまで移動できます。
宮島でサカキカズラの花を見たことがありますので、江田島市内で広くサカキカズラが生育するためには、初冬の強い北西風に期待するしか・・・(*^。^*)です。

20170530江田島町鷲部林道(幼木のつると葉っぱ)
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20170530江田島町鷲部林道
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20171010江田島町鷲部林道
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1)テイカカズラ

キョウチクトウ科テイカカズラ属の常緑つる性木本で花期は5~6月

本州~九州の林内、林縁、岩場などで茎から気根をだし樹幹や岩壁を10mばかりよじ登ります。
花には芳香があり、咲き始めの白色から淡黄色に変化します。
花冠は径2~3cmで5裂し、風車のように開きます。

石垣や林床を這う幼木の葉は1~2cmと小さいのですが、木々に絡んで登り始めると5cm以上と大きくなり革質で光沢が生じるため同じ植物とは思えません。

江田島市内では農道林道林縁などいたるところで生育、白い花がアスファルト舗装路に散り積もって雪化粧したかの様に見えることも・・・(*^。^*)です。

20170618江田島町切串
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20131008江田島町秋月(狂い咲き?)
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20150607江田島町切串
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20170527江田島町秋月
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20171027江田島町古鷹林道(鞘)
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20171201江田島町古鷹林道(虫えい・テイカカズラミサキフクレフシ)
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12:キョウチクトウ科 目次

1)テイカカズラ追1)サカキカズラ
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追2)キョウチクトウ追3)ツルニチニチソウ
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追3)アメリカネナシカズラ

ヒルガオ科ネナシカズラ属の1年生寄生植物で花期は7~10月

北アメリカが原産地で戦後になり日本全土で繁殖、発芽当初は根がありますが、つるが伸びて宿主に巻きつくと寄生根を宿主の維管束に挿して養分を吸収、元の根は枯れます。
茎から直に花序を出し、花はつぼ状で5裂し花径は3mmくらい、茎と同じ色で目立ちません。

江田島市内では日当たりの良い草原や道路端、海岸などで宿主となる植物の上に黄色い投網を投げ打ったように被さって繁茂します。

20170627江田島町鷲部
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20150711江田島町切串
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20130617江田島町小用(宿主はヨモギです)
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20130617江田島町小用
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20110808江田島町小用(虫えい・ネナシカズラツルコブフシ)
s-110808b 017 (2)ネナシカズラツルコブフシ

追2)サツマイモ

ヒルガオ科サツマイモ属のつる性多年草で花期は9~10月

南米ペルーが原産地で大航海時代の1500年代にルソン島にもたらされ、1597年中国経由で宮古島に持ち込まれるも、琉球(沖縄本島)へは1604年になり中国福建省より直に移入されました。
のち、1698年になり琉球より種子島へと寄贈されます。

九州薩摩藩へは1705年、船乗りの前田利右衛門が琉球より持ち帰ったとされ、さらに1711年、伊予国の住人下見吉十郎が薩摩より無断で持ち出したサツマイモが瀬戸内海の大三島で栽培に成功、この地においては享保の大飢饉(1732年)による食糧難を免れることができたと云われます。
江戸小石川で青木昆陽が試験栽培を行なったのは1734年で、薩摩藩より直に取り寄せたサツマイモ苗を使用しました。

花はピンク色でアサガオに似ており花径は約5cm、鈍感な短日性であるため本州などの温帯地域では開花しにくく、品種や栽培条件によっては稀に開花します。
(以上ウイキペディアからの要約・・・m(__)mです)

サツマイモが江田島市内へと移入されたのは、所説ありますが大三島より竹原へと広まったものが、その栽培法と共にいくつかのルートで入ってきたのでしょう。

江田島町史では享保の大飢饉(1732年)においても救済効果があったと云われますので、あるいは大三島での栽培成功から数年で瀬戸の島々に伝播していった?可能性もあります。
享保以後の大飢饉においては甘藷(サツマイモ)栽培の普及と社倉法の完備により、飢饉への対処効果は絶大であったとされます。

ちなみに、記録に残るところでは江田島町切串の「忠ザ」なる人物が移入したとされる「赤忠ザ芋」「白忠ザ芋」の二品種が最初とされ、能美町鹿川では推定1750年ごろには移入されており、のちの飢饉による餓死者なし、と伝えられます。
さらに文政12年(1829年)、広島藩が「つる植え法」を推奨したことで、より栽培が容易となり収量も増しました。

サツマイモはイノシシなど野生動物の大好物、その防除には多大な努力が必要となり近年江田島市内での生産量は自家用も含めて激減しています。

20131026江田島町小用
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20101018江田島町切串
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20111023江田島町切串
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20111023江田島町切串
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追1)ノアサガオ

ヒルガオ科サツマイモ属のつる性多年草で花期は6~11月

紀伊半島以南の海岸や道端、林縁の木々に絡まり10m以上の長いつるを伸ばして生育します。
もとは熱帯~亜熱帯地域に自生していたものから突然変異種を選抜改良し園芸種としたものですが強健な性質も引き継いだため、暖地においては逸脱種が急速に生育地を広げています。
基本種は青色ですが他に白・紫・ピンクなどの色もあって、花径は10cm以上あります。

江田島市内ではまだ大繁殖にまでは至っておりませんが、農道脇の雑木に絡んで少しづつ生育場所を拡大している様子です。

20170905江田島町中央
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20170627江田島町秋月
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20170924大柿町飛渡瀬(栽培)
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20150814江田島町秋月
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20131008江田島町秋月
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3)ハマヒルガオ

ヒルガオ科ヒルガオ属のつる性多年草で花期は5~6月

日本全土の海岸砂地に生育、茎は砂の上を這って2~3m伸びます。
葉っぱはハート形で厚く光沢があり、葉腋から出る花柄に淡紅色で花径が4~5cmの漏斗状の花をつけます。

江田島市内では満潮時に海水が侵入しない砂浜ならどこにでも見られます。
花後に砂中から伸び出た果実は見るからに逞しく、大海の荒波にも耐えるだけの十分な能力がありそう・・・(*^。^*)です。

20180514江田島町津久茂
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20180514江田島町津久茂
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20180514江田島町津久茂
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20070516大柿町深江
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10110613江田島町津久茂(果実)
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2)コヒルガオ

ヒルガオ科ヒルガオ属つる性多年草で花期は6~8月

本州~九州の日当たりのよい草地や道ばたにふつうに生え、ヒルガオに酷似しますが、花径が3~4cmとやや小ぶりであること、ほこ形の葉っぱの基部が耳のように横に張りだすこと、花柄の上部には縮れた狭い翼(ヒダヒダ)があることが相違点となります。

江田島市内では、ヒルガオに比べ少数勢力です。

20180625能美町鹿川
s-DSCN5308コヒルガオ 

20180625能美町鹿川
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20180625能美町鹿川
s-DSCN5297コヒルガオ 

20180625能美町鹿川(萼が見えており、花柄上部が縮緬状です)
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1)ヒルガオ

ヒルガオ科ヒルガオ属のつる性多年草で花期は5~8月

北海道~九州の日当たりのよい野原や道ばたなどに生え、つるは草木に絡まり2~3m伸びます。
葉腋から花柄をだし、淡紅色花で漏斗状、直径約5cmの花を1個つけます。
花柄に翼はなく、萼は卵形の大きな苞に包まれます。

後述するコヒルガオとの違いは、苞葉が萼を包み込み、葉っぱが単純なほこ形で、さらに花柄上部に翼がなくすべすべしている点です。

江田島市内では農道脇や畑の廻り、日当たりの良い草地で普通に見ますが、コヒルガオとの相違が判りづらく、加えてアイノコヒルガオと呼ばれる中間種もありますので・・・(^_^;)です。

20170720沖美町三吉
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20180626江田島町中央
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20180626江田島町中央(萼が包み込まれており、花柄がツルツル)
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20180517大柿町飛渡瀬
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20140625江田島町秋月(白花)
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11:ヒルガオ科 目次

1)ヒルガオ2)コヒルガオ
s-s-DSCN6184.jpgs-s-DSCN5308コヒルガオ
3)ハマヒルガオ追1)ノアサガオ
s-s-DSCN0095.jpgs-s-DSCN9120.jpg
追2)サツマイモ追3)アメリカネナシカズラ
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