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追4)セトウチホトトギス

ユリ科ホトトギス属の多年草で花期は9~10月

大阪府・和歌山県・兵庫県・岡山県・山口県の低山斜面下部から谷筋などのやや湿った場所に生育します。

広島県内での子細な生育調査はなされておらず、広島大学デジタル自然史博物館を見てもはっきりしませんが、江田島市以外にも生育地はありそうです。

草丈は30~50cmで、茎は斜上し、葉っぱは長楕円形8~12cmで毛があり葉先は尖ります。

花は葉腋に1~数個が咲き、花被片には紫色の斑紋が点在、中心部には黄色の斑紋があります。

めしべの柱頭は大きく3つに分かれ、おしべは6本。めしべの花柱から花頭および、おしべの花糸にも紫色の斑紋があります。

酷似するヤマジノホトトギスは花柱の基部に斑紋がありません。

果実は3稜のある紡錘状で3cm、種は円盤状で2mmくらいとなります。

江田島市内では大原陀峰山林道の樹下で数十株の群落を見ました。

花は確認していませんが沖美町三吉でもそれらしい幼葉を見ました。

20111001大柿町大原陀峯山林道
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20111001大柿町大原陀峯山林道
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20170611沖美町三吉(幼葉・種名未確認)
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20181004江田島町(陀峯山より移植)
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20181004江田島町(陀峯山より移植)
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20160927江田島町(陀峯山より移植)
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20201023江田島町(果実)
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追3)ウバユリ

ユリ科ウバユリ属の多年草で花期は7~8月

関東以南~九州の藪や山中の半日陰に生育、地中に鱗茎があり、草丈は50~100cmとなります。

茎は中空、中ほどに卵状心形で長柄のある15~25cmの葉っぱが5、6枚輪生状に付きます。

茎の先端部で総状花序となり、数個の花が横向きに咲きます。

花はラッパ状で6弁、花弁は緑白色で12~17cmです。

果実は楕円形で4cm、種子は扁平で薄い膜があり、風により拡散します。

江田島市内では、保湿地の樹下や農道脇の雑木下などで稀に見ます。

葉っぱを潰すと独特な臭いがあります。

20170717江田島町津久茂
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20130717江田島町津久茂
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20110722江田島町津久茂(群生)
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20110722江田島町津久茂
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20100723江田島町津久茂
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20090706江田島町津久茂
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20090507江田島町津久茂(茎の中ほどで輪生する葉っぱ)
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追2)タカサゴユリ

ユリ科ユリ属の多年草で花期は7月~10月

台湾が原産地で1924年、観賞や切り花用として移入されました。

風により飛ばされた種子から、わずか6ヶ月で発芽し開花するため、関東以南の道ばたや人工法面などに大繁殖しています。

地下に鱗茎をもち、草丈は150cm、葉っぱは線形で15cm先端は尖ります。

花は茎の頂部に付き、やや紫褐色を帯びた白色のラッパ状15cmの6弁花で横向きに咲きます。

テッポウユリとタカサゴユリの雑種、シンテッポウユリもあるとされます。

江田島市内では、道路法面や造成地などに普通に見ます。

20120820江田島町中央
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20140829江田島町鷲部
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20180806能美町中町
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20180810江田島町鷲部
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20180810江田島町鷲部
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20190814江田島町津久茂
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20191121大柿町飛渡瀬
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追1)コオニユリ

ユリ科ユリ属の多年草で花期は7~9月

北海道~九州の海岸~低山地の草原などに生育し、草丈は30~60cmとなります。

葉っぱは互生し線状披針形で長さ8~14cm、先端は尖り、柄はありません。

花は橙赤色で内面に黒褐色の斑点があり、茎の先に1~数個がつきます。

花被片は6~8cm、漏斗状鐘形で下向きに咲きます。

花粉の色は赤褐色、果実は蒴果となりウリ型で3cm、種子は風に乗って広がりますが、花を咲かせるまでには6~8年くらいかかるとされます。

地下に扁球形の鱗茎をもち、食用として栽培もされます。

江田島市内では海岸のやや湿気た岩場や道路路肩の草むらなどで稀に見ます。

オニユリに酷似しますが、ムカゴが無く、全体に小さく見えます。

20140712大柿町深江
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20120801大柿町深江
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20120801大柿町深江
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20160714江田島町津久茂
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2)ササユリ

ユリ科ユリ属の多年草で花期は6~7月

静岡県・新潟県以南~九州の低山地やささ原などに生育し、草丈は50~100cmとなります。

葉っぱは互生し、披針形で葉先は尖り長さ10~20cm、4~10mmの葉柄があります。

花は淡いピンク色で茎の先に1~5個がつき、花被片は10~15cm、漏斗状鐘形で横向きに咲きます。

花粉の色は赤褐色、果実は倒卵形で4cm、晩秋に熟し種子は風に乗って広がりますが、花を咲かせるまでには7年くらいかかるとされます。

江田島市内では山火事のあとなどで、場所によっては数十本が群生状態のところもありましたが、植生が回復し日当たりが悪くなるとしだいに見かけなくなりました。

色は白っぽいのから、ピンク色まであります。

20070516大柿町深江
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20080531江田島町古鷹登山道
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20080530江田島町古鷹登山道
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20120604江田島町古鷹登山道(種子散布から5年目くらい?)
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20120604江田島町古鷹登山道
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20120528江田島町古鷹林道
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20120528江田島町古鷹林道
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1)オニユリ

ユリ科ユリ属の多年草で花期は7~8月

朝鮮南部が原産地とされており、古くに食用として移入されました。

北海道~九州で栽培されており、人里近くに野生化もあります。

草丈1~2m、葉っぱは互生し披針形~広披針形で5~18cm、基部に黒紫色で1cmくらいのムカゴがつきます。

花は茎の上部に4~20個くらいが付き、径は10cmくらい、橙赤色の濃い斑点があり、雌しべや、暗紫色の花粉嚢をもつ雄しべもありますが種子はできません。

江田島市内では畑の隅っこや民家の庭先などで栽培されています。
よく似たコオニユリにはムカゴができません。

20140719大柿町柿浦
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20160714江田島町津久茂
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20100708能美町中町
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20100727江田島町小用
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20110713江田島町津久茂
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4A:ユリ科

百年前に記された「江田島村の植物」ではユリ科として22種の植物が掲載されていますが、近年の分類により、ユリ科・イヌサフラン科・キジカクシ科・キンコウカ科・サルトリイバラ科・シュロソウ科・ススキノキ科・ヒガンバナ科などに細分類されました。
1)オニユリ2)ササユリ
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追1)コオニユリ追2)タカサゴユリ
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追3)ウバユリ追4)セトウチホトトギス
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6)ヒメドコロ

ヤマノイモ科ヤマノイモ属のつる性多年草で花期は7~8月

関東以南~沖縄の山野に生育、蔓は木々にからまり5mくらいまで伸びます。

葉っぱは互生し、三角状披針形で5~12cm、葉先は長く尖ります。

雌雄異株で、雄花序、雌花序とも葉腋より垂れ下がり淡緑色の小さな花を多数つけます。

花被は6裂して平開し径約3mm、さく果には3翼がつきます。

現在の江田島市内では未発見、全力にて探索中・・・m(__)mです。

探索中の植物ですAAA 

5)キクバドコロ

ヤマノイモ科ヤマノイモ属のつる性多年草で花期は6~9月

福島県以南~九州の山地に生え、つるは木々に絡まり5mくらいまで伸びます。

葉っぱは互生、心形(ハート形)で7~9に中裂し縁は小波状で、葉長12~19cm葉先は尖ります。

雌雄異株、雄花序は複穂状で花はまばらに付き、花被は6裂して開き径3mm、色は暗紫色で目立ちません。

雌花序は穂状となり、子房の先に径3mmの花被が6裂し、花はまばら、暗紫色で目立ちません。

さく果は3翼で2cmくらい、種子は5mmくらいで広楕円形の羽がつきます。

現在の江田島市内では未発見、全力にて探索中・・・m(__)mです。

探索中の植物ですAAA 

4)モミジドコロ(カエデドコロ)

ヤマノイモ科ヤマノイモ属のつる性多年草で花期は7~8月

百年前に記された「江田島村の植物」ではモミジドコロと書かれていますが、近年の一般的な呼称であるカエデドコロとしました。

中部地方以南~沖縄の山野に生え、つるは右巻き、木々に絡まり5mくらいまで伸びます。

葉っぱは互生し葉柄は10cmくらい、3裂、または掌状に5~9裂して葉長6~12cm、掌状中央葉の葉先は尖ります。

雌雄異株、雄花序は枝分かれして沢山の黄色い花がつき遠くからも一目です。

雌花序は葉腋から1~2本が垂れ下がり、花はまばらで目立ちません。

子房の先に橙黄色の花被が開き径3mm、さく果には15mmくらいの3翼があります。

江田島市内では山野、農道脇などにごく普通で、花期には林道農道脇が黄金色に染まります。

20070901江田島町小用(雄花)
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20170911江田島町秋月
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20170911江田島町秋月
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20180903江田島町津久茂
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20180903江田島町津久茂
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20201010江田島町秋月(3翼のある果実)
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