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5:イグサ科

百年前に記録された「江田島村の植物」ではイ科と記されていますが、今はイグサ科が一般的です。
1)イグサ2)コウガイゼキショウ
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3)アオコウガイゼキショウ4)ヌカボシソウ
探索中の植物ですAAA探索中の植物ですAAA
追1)スズメノヤリ追2)クサイ
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追15)ラッキョウ

ヒガンバナ科ネギ属の多年草で花期は10~11月

中国~ヒマラヤ地方が原産地で、10世紀頃には薬用あるいは野菜として国内で栽培されていました。

地中に2~3cmくらいの鱗茎があり、秋に葉っぱよりも先に花茎が直立し、25~30cmとなった先端に径4cmくらいの球形散形花序をつけます。

花は径8mm、紅紫色の6弁花となりますが、長年の品種改良により4倍体となっているために種を付けるのは極めて稀で発芽もしませんので、繁殖は分球によります。

葉っぱは花茎よりやや遅れて伸び始め、春には40cmくらいに成長、初夏に枯れます。

江田島市内ではかって多いに栽培が奨励され、段々畑の最上部にまで植えられていましたが、近年では小規模な商用栽培と自家用栽培のみとなりました。

近縁種として熊野町小迫地や呉市灰ヶ峰にヤマラッキョウが自生しますが江田島市内では未確認です。

20121107江田島町切串
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20141026能美町鹿川
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20151016能美町高田
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20191104江田島町中央
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20161102江田島町切串
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20201105大柿町飛渡瀬
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追14)ハマユウ

ヒガンバナ科ハマオモト属の多年草で花期は7~9月

東アジアから南アジアの温暖な地域に分布、日本では、房総半島南部、山口県南西岸より南の沿岸砂丘に自生します。

根際から生える葉っぱは幅広い線形で肉厚、長さ50cm以上です。

花茎は葉っぱの中央から50cmくらいに直立し、太い花茎の先に白花10数個が付き、花被片は6枚で細長くそり返ります。

花は夕方から開き始め深夜に満開、芳香がありスズメガにより花粉が媒介されます。

果実は子房が肥大したもので、熟すと開裂しコルク質に覆われた種子数個が落下し、海面を浮遊することも可能です。

広島県内の野生種について、宮島や福山市仙酔島での観察例がありますが現在は不明、江田島市内の海岸でも発見の可能性は十分にあるのですが・・・(^_^;)です。

江田島市内では野生種に近い品種や、園芸改良品種などが花壇や庭の隅に植えられているのを見ます。

園芸品種にはインドハマユウとアフリカハマユウがありますが、分類が難しく総称してクリナムとも呼ばれます。

20100727江田島町鷲部
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20110823江田島町鷲部
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20200603江田島町江南(園芸種)
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20100702江田島町江南(園芸種)
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20140620江田島町宮ノ原(園芸種)
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20100708能美町中町(園芸種)
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追13)ハナニラ

ヒガンバナ科ハナニラ属の多年草で花期は3~4月

南アメリカが原産地で、日本へは明治時代に観賞用として移入されましたが、繁殖力が強く各地で逸出し帰化しています。

地中に1cmくらいの鱗茎があり、晩秋~冬、ニラに似た葉っぱ数本が伸び出して10~20cmとなり、花後さらに伸びて30cmくらいとなりますが、初夏には枯れてしまいます。

早春、葉っぱの間から花茎が数本立ち上がり、先端に白~淡青色で花径3cmの6弁花が付きます。

分球による繁殖が普通ですが、花後2カ月くらいで成熟する種を蒔くと、3年後に少し変わった花?が見れます・・・(*^。^*)です。

葉っぱをちぎるとニラに似た匂いがしますが、全草が有毒ですので注意が必要です。

江田島市内では花壇や庭先などに栽培されていますが、逸脱種が道端や空き地などで普通に見られます。

20110323江田島町中央
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20180325江田島町鷲部
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20180329大柿町飛渡瀬
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20180408江田島町切串
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20190327大柿町飛渡瀬
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20020401江田島町小用(8弁花)
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追12)ネギ

ヒガンバナ科ネギ属の多年草で花期は4~5月

原産地は中国西部~シベリアで、中国では紀元前にすでに栽培されていましたが、日本には奈良時代になって渡来、野菜として広く普及しました。

一般種は春に種を蒔き、晩春に苗を植え変えて成長の早い品種は夏ごろから遅いものは秋ごろから収穫、翌年春に花茎が伸び始めて開花、晩春~初夏に結実します。

葉っぱは中空で30~50cm、花茎も中空で40~60cmとなり先端に径8cmくらいの球形散形花序(ネギボウズ)をつけます。

花は白色の6弁花で8mmくらい、品種、個体、環境によっては花は咲かず、花茎頂部にムカゴあるいは珠芽ができます。

種は一つの花に6個がつき、ふつうの繁殖では種を蒔いて育てますが、株分けやムカゴ、珠芽を植え付けることもあります。

関東では根深ネギが主流ですが、関西は九条ネギなどの葉ネギや小ネギが、広島ではワケギ(ネギ系とタマネギ系の雑種とも)と、地域により特徴のある品種が多く存在します。

江田島市内では、九条ネギ系の葉ネギやワケギが多く栽培されており、商用栽培も盛んですが、家庭菜園でも必ず植えられる野菜となっています。

20191209江田島町切串(九条ネギ系の葉ネギ)
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20130418江田島町切串(ネギボウズ)
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20170429江田島町秋月
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20190411江田島町切串(家庭菜園)
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20110602江田島町鷲部(ヤグラネギ・珠芽)
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20110322江田島町小用(下仁田ネギ)
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20150510大柿町深江(ワケギ・ムカゴ)
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追11)ニンニク

ヒガンバナ科ネギ属の多年草で花期は5~6月

原産地は中央アジア、紀元前には古代エジプトなどで栽培されており、食用・薬用としておおいに利用されていました。

中国には紀元前140年頃に伝わり、日本には中国を経て8世紀頃には伝わっていたとされますが、食用として広く栽培されるのは第二次世界大戦の後となります。

夏の暑さに弱いため暖地では6月頃に掘り上げて乾燥貯蔵、9月に鱗片を地植えします。

葉っぱは春にかけ40~50cmに成長、5月ころ葉っぱの中央から花茎が伸び出してきます。

鱗茎を食用とする場合、花茎は早めに摘み取りますが、そのまま放置すると先端に径6cmくらいの球形散形花序をつけます。

花は白色~薄紫色の6弁花で径8mmくらい、花後にムカゴができますが、花が咲かずにムカゴだけが生育することもあります。

品種により稀に種ができることもあるそうですが、繁殖は鱗茎の分割、あるいはムカゴを二年間肥培します。

ニンニクは国内各地で栽培されますが8割を青森県産が占め、香川県が2番となります。

ちなみにジャンボニンニクには紫色の大きな散形花序が付きますが、ニンニクとは別の種で、ネギ科リーキ種の別変種となります。

江田島市内も近年ある程度の商用栽培が行われていますが、多くは自家用として畑の隅などで栽培されています。

20100322江田島町切串
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20110608能美町高田(蕾?・ムカゴ?)
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20110626江田島町江南(花)
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110626江田島町江南(ムカゴ)
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20180609江田島町切串(ネギ科リーキ種ジャンボニンニクの花)
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20180609江田島町切串(ネギ科リーキ種ジャンボニンニク)
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追10)ニラ

ヒガンバナ科ネギ属の多年草で花期は8~9月

原種は中国北部からモンゴル・シベリアに自生しており、紀元前には野菜化されたものが中国西部、ベトナム、インドなどで多いに栽培されていました。

日本へは弥生時代に中国から伝わってきたといわれ、古事記には、「賀美良(かみら)」 平安時代の薬物辞典には「古美良(こみら)」 万葉集には「久久美良(くくみら)」という呼び名で登場します。

地下には横に連なった小さな鱗茎があり、葉っぱは線形で偏平、30cmくらいに伸び、葉っぱの間から30~40cmの花茎1本が直立し、先端に径4cmくらいの半球形散形花序をつけます。

花は白色6弁花で6mmくらい、花後に果実を結び、中に黒色の小さな種6個があります。

国内の生産量は6万トンで、4割超を1位の高知県と2位の栃木県が占め、次いで茨城県、群馬県、宮崎県、福島県、北海道となります。

江田島市内での商用栽培は少なく、多くは自家用として畑の隅などで栽培されています。

20170905江田島町小用
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20110909江田島町切串
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20180906江田島町切串
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20190914能美町中町
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20100914江田島町中央
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20160919江田島町津久茂
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20201122江田島町津久茂(種子)
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追9)タマネギ

ヒガンバナ科ネギ属の多年草で花期は5~6月

原産地は中央アジアとされますが、野生種は発見されていません。

タマネギは最も古い栽培植物のひとつとされ、ピラミッド建設に従事した労働者に配給されていたと云います。

日本へは江戸時代末期に長崎に伝わり観賞用となっていましたが、食用としては、明治4年に札幌で試験栽培されたのが最初です。

農家による栽培は明治18年頃からとされ、明治末には一般にも知られる野菜となりました。

品種には秋蒔き種と春蒔き種、辛味種と甘味種、薄皮や表層が赤くなる種や小タマネギ、エシャロット、葉タマネギなどの多品種に分かれます。

国内(平成30年)では北海道の春蒔き種が生産量約67万トンで約60%、以下秋蒔き種の佐賀県が10%、兵庫県が8%、長崎県、愛知県、静岡県、栃木県が1~2%となっています。

暖地で一般的な秋蒔き種は、秋に種を蒔き、晩秋に20cmくらいとなった苗を一本ずつ間隔をとって植え替えます。

春先から徐々に株元が膨らみ、晩春から初夏にかけ成熟、葉っぱが枯れ始めたころに収穫します。

江田島市内では商用としての栽培は僅かで、主には秋蒔き種の苗を購入し、自家用として栽培、6月頃に収穫します。

ちなみに収穫前に花茎が立ち上り、頂部にネギ坊主が付いたものは売り物にはなりませんが、毒成分とかはありませんので、美味しくはないけど自家用になら・・・(^_^;)です。

苗を植える時期が早過ぎたり、冬場の気候が暖かく成長が早過ぎた場合にトウ立ちします。

試したことはありませんが、苗の定植1ヵ月後くらいに元気の良すぎる苗の葉っぱを切り落とすと成長が遅れトウ立ちし難いと云われます。

20190207能美町高田
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20100509能美町中町
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20100522江田島町小用
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20130418江田島町切串(収穫・天日干し)
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20110602江田島町鷲部(トウ立ち・花)
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追8)タマスダレ

ヒガンバナ科タマスダレ属の多年草で花期は5~10月

南米アルゼンチン、チリ、ペルーなどの温帯が原産地で、明治初期(1870年頃)に渡来、全国で観賞用として栽培されており、逸出・野生化の見られる地域もあります。

地中には径2~3cmの鱗茎があり、葉っぱは常緑、線形肉厚で10~40cmくらいに伸びます。

別名レインリリーとも呼ばれ、雨後急速に花茎を伸ばし、先端に白色6弁花1花を上向きに付けます。

花茎は直立し30cm、花はユリ状で径5cmくらいとなり、花後に種を付ける株もありますが、普通は分球により繁殖します。

江田島市内では民家の庭先などに観賞用として植えられており、道端や空き地などの日当たりに半野生化した株も見ます。

20100928江田島町小用
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20101001江田島町小用
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20190904能美町中町
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20190904能美町中町
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20170915沖美町三吉
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20170924大柿町飛渡瀬
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追7)セイヨウズイセン

ヒガンバナ科スイセン属の多年草で花期は2~5月

スイセンは地中海沿岸~北アフリカに約30種の原種があります。

ヨーロッパでは古くから好まれており、チューリップほどでは無いにしても投機目的での品種改良などもあったようです。

ウエールズでは黄色のラッパ水仙が国花に制定されており、近年でも各地で多くの新品種が作り出されています。

ちなみに、1954年までにイギリス王立園芸協会に登録された品種は、1万1000種とされています。

ヨーロッパでの改良種は、一般的にはラッパズイセンと呼ばれるような、花が大きく、副花冠が目立つものが多いのですが、近年は小型の品種や花被片が反り返るタイプなど多種多様な品種があります。

ちなみに、ここではニホンズイセンとその近縁種以外を、総称してセイヨウズイセンとさせていただきました・・・(^_^;)です。

江田島市内では秋に球根を購入、鉢植えや花壇で楽しまれています。

20130319江田島町小用
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20100311能美町中町
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20170316江田島町津久茂
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20170401江田島町津久茂
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20190311能美町中町
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20190320沖美町三吉
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20190328江田島町鷲部
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20120415江田島町津久茂
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20110409江田島町切串(原種ブルボコディウム)
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