花崗斑岩が捕獲した石英閃緑岩

江田島地図2分割南(鳶ヶ鼻) 

柿浦港の南に鳶ヶ鼻と呼ばれ、干潮時には陸続きとなる小島があります。

CIMG8499 
(画像の左右25cm)
島として残った部分は呉花崗岩よりも風化に強い、花崗斑岩でできています。
その花崗斑岩が岩脈となって貫入上昇したとき、呉花崗岩よりも深部にあった石英閃緑岩を剥ぎ取って昇ってきました。

地下深部に巨大な溶融岩体がある場合、花崗岩はもっとも後に形成されます。
カンラン岩>班れい岩>石英閃緑岩>花崗岩の順に岩体の下の方に堆積し固化します。
また、花崗岩は比重が軽いため、固化した後も長い年月をかけ、地上を目指して昇ってきます。
そんな花崗岩の下で、またまた新たな岩体が溶融し、地殻を割って飛び出してくるなんて・・・ピューーー、大地はいつでも、いつまでも、動いてるんですねぇ~。

風化耐性の違いから石英閃緑岩を取り囲む花崗斑岩には放射状の亀裂が入っています。

CIMG8498a 

干潮時の鳶ヶ鼻(トビガハナ)と、海の向こうには呉市市内が霞んでいます。
近くの無人島「引島」も花崗斑岩の岩脈でできています。
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