玉滴石 (ぎょくてきせき)

江田島地図2分割南(陀峯山南C) 

オパールの一種です。
花崗岩の晶洞から取り出した、水晶や長石の表面を薄く覆う、皮殻状あるいは滴状や葡萄状となって産出し、色は無色あるいは白色透明の鉱物です。

多くの場合、微量のウランを含むために、紫外線で緑色に蛍光します。

 

国内の有名な産地は、富山県立山温泉の新湯で、温泉の沈殿物として生じ、小さな砂粒などを核にして、まわりをオパールがとり巻いています。

産状から魚卵状珪石、または総称してたんぱく石とも呼ばれます。

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(画像の左右1cm)
玉滴石はどの晶洞にもは見られません。
このような透明な玉滴石は当地では珍しいと思います。

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(画像の左右5mm)
晶洞成長期の最終段階でも、純度の高い珪酸を含む熱水が循環していたと考えられます。

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(画像の左右5mm)
タマゴの白身ような白っぽい玉液石です。

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(画像の左右1cm)
生物の卵をイメージできそうな玉滴石です。

CIMG2995 
(画像の左右1cm)
シャボンの泡にもみえます・・・(*^。^*)です。

0000393[1] 
(画像の左右25cm)

玉滴石は紫外線ライトを浴びると、ホタルの群れのような緑色の美しい蛍光を発します。

と、鉱物の大先生(京都府在住のI氏)から興味をひく情報をお聞きし、・・・・・早とちりの大失敗をやらかしました。

賢明な皆様が・・私と同じ失敗をするとは思えませんが・・・(^_^;)です。

画像、右のランプはLEDブラックライトで波長410nmです。

玉滴石の蛍光を見ようと、東急ハンズでランプを買い、ディックで照明スタンドを買ってきてハンドライトに改造したものです。

ディスプレー用の紫外線ランプで、プラスチックや、化繊維などはおどろきの?ホタル色に蛍光します。

でも・・鉱物には、ほとんど反応しません。

玉滴石があやしく光輝くのを期待し、数千円の出費と休日を2日間、使って作り上げましたのに・・・(_;)です。

鉱物のディスプレーには、まったく役に立ちません。

中の蛍光管ライトは、普通にブラックライトと呼ばれています。

特に使用目的はなかったのですが、何かの役にたてばと昔ディオディオで買ったものです。

波長は300~400nmくらいだと思います。

私の手持ち鉱物の、ほんの1部は弱い蛍光を発しますが、かなり目をこらして見ないと・・・です。

これも、鉱物の蛍光観察には、あまり役に立ちません。

左の蛍光管式紫外線ライトは鉱物専用の携帯「ミネラルライト」として、販売されているものです。

(上の話を知った、鉱物の大先生が、なんてあほな奴なんだとあきれて貸し出してくださいました。)

波長は2段階に切り替え可能で、推定波長ですが260nm付近と、350nm付近の紫外線を発光することができます。

私の手持ちの鉱物には350nm紫外線で蛍光を発するものはありませんでした。

でも、260nmの紫外線を照射すると・・・汚れをかぶって、形もいびつな水晶が、神戸の夜景を見るように光輝き始めるのです。

(ちょっと・・誇張が入っています。)

もし、皆様が鉱物の蛍光色を楽しむために、紫外線ライトを必要とされるなら、鉱物専門店で使い方をよくお聞きして、お買い求めになられた方が・・・です。

ちなみに、京都の「益富地学会館」でも販売(通販可能)されているそうです。

CIMG4650 (800x600) 
(画像の左右30cm)
くれぐれも、ディスプレー用の長波長紫外線ライトは、鉱物の蛍光観察にはお使いにならないように・・・(^_^;)です。

蛇足になりますが、山口県岩国市美川町には鉱山跡を利用したテーマパーク、「地底王国 美川ムーバレー」があります。

この鉱山はかって、タングステン鉱物の灰重石(かいじゅうせき)を掘り出していました。

灰重石は紫外線に強く反応しますので、見学ルートのメイン展示物として、坑道の奥で天の川のように光輝いています。

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