深江の花崗斑岩七変化

深江港北岸 

深江港の北に突き出た小さな岬、ここには音戸花崗岩を割って陥入した花崗斑岩の岩脈が、港に憩う小舟を冬の風波から守っています。

100426 030 
(画像の左右25cm)
一般的な花崗斑岩です。
消しゴムのような大きさのカリ長石や、指の爪ほどどもあろうかと思える大きな石英結晶粒、黒い角閃石も見えます。
結晶粒は大きいのですが、まあ、普通に花崗斑岩と呼べる岩相です。

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(画像の左右20cm)
上の花崗斑岩にくらべ、長石や石英結晶粒の大きさは小さ目ですし、結晶を取り巻く石基の部分に角閃石が入り込んで、ねずみ色になっていますが、まあ、普通に花崗斑岩と呼べる岩相です。

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(画像の左右20cm)
結晶粒の大きさは、上と同じですが、ピンクのカリ長石が少し多めに入っています。
そう離れていない場所で、ほぼ同じような構成物からできた花崗斑岩も風化の違いで、まったく違うものにも見えます。
一番目の花崗斑岩は、ポロポロと砂粒が落ちるような風化、二番目はスッパリと羊羹を、ナイフで切り分けたような岩面で、三番目の花崗斑岩はクラッカーを歯で噛み切った跡のようなバサバサ面・・・(*^。^*)です。

CIMG7913 
(画像の左右25cm)
そして、こし餡を挟んだ、どら焼きのような場面もあります。
餡子にあたる黒い部分は、花崗閃緑斑岩です。
一般的な花崗斑岩にくらべ、石英の結晶粒が少な目で、石基に角閃石がドッサリ入り込んでいますので、真っ黒くなっています。
上下のカステラの部分は、花崗斑岩と言うよりも珪長石に近いものに移行しています。

CIMG7906 
(画像の左右3m)
上記の花崗斑岩の類がこの狭い範囲に集中して見えます・・・ヽ(^o^)丿 です。

CIMG7909  
(画像の左右60cm)
おまけは、その1m横に石英でできた石筍???です。
花崗斑岩が冷却され、結晶化するときに取り残された、極めて石英質に富む部分です。
中央の円形に見える部分は、石英の小さな粒がくっついて、道路工事のコーンポスト状に突き出ています。
周りの白いのも全部石英のツブツブ、砂糖菓子?・・・ (^_^;) です。
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