小古江海岸の花崗斑岩

小古江 

大原湾の北、小古江(おぶれ)海岸のさらに北に花崗斑岩の鼻があります。
当地では、海岸から突き出た地形を、「半島」とか「岬」とは呼ばず、もっぱら「鼻」と呼びます。
「崎」と呼ばれるのは、秀崎(ひでざき)と常ヶ石崎(つねがいしざき)の2か所だけ?のようです。

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(画像の左右15m)
左手前に伸びている岩脈が花崗斑岩で、右後方の白っぽい岸壁が、風化を免れている音戸花崗閃緑岩です。

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(画像の左右60cm)
呉花崗岩や、それに捕獲された巨大岩体の音戸花崗閃緑岩を割って陥入した、花崗斑岩の岩脈は上昇時に相当な勢いをもっていたようです。
上昇の途中で深部の岩石を砕いて取り込み、捕獲岩としています。
奇怪な風化模様をした閃緑斑岩の捕獲岩です。

CIMG6945 
(画像の左右30cm)
花崗斑岩に捕獲された、角閃石が目立つ石英閃緑岩です。

CIMG6929 
(画像の左右50cm)
花崗斑岩に取り込まれ捕獲岩となった一般的な石英閃緑岩です。
岩が赤く変色しているのは、主に、たき火などの熱の影響です。
また、花崗斑岩が含有する鉄分の微妙な加減で、自然条件下でも酸化され赤く染まることもあります。

CIMG8416 
(画像の左右20cm)
露出場所によっては、このような綺麗な岩相も見えます。
石英質の優勢な石基に、ピンクのカリ長石がちりばめられ、大粒の高温石英が今にもこぼれ落ちんばかりです。
残念なのは、高温石英に結晶面がないこと・・・(*^_^*)です。

CIMG8421 
(画像の左右8m)
岬の突端、鼻では花崗岩は早い時期に浸食されて残らず、風化に強い花崗斑岩の固い岩脈だけが残っています。
画像は2007年10月11日午後14時13分の撮影です。
あと、何年 ? ・・・ (*^。^*) です。
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