秋月 秋月・鷲部古道

2)江田島町南部・秋月林道・鷲部林道A 
秋月、小用間のバス道路が整備される、昭和34年10月まで、秋月地区から江田島町の中心地、中郷、向側地区へは、標高130メートルのクルマデ峠を越えて、鷲部経由で行くのが最短、最速ルートでした。

その後も、昭和56年10月に秋月トンネルが開通するまで、多くの中学生徒はこのクルマデ峠を越えて、向側地区にある江田島中学校へと徒歩で通っていました。


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秋月側の登り口付近です。
適当に並べた野積みの石段から、花崗岩を切り出した石板に変わり、道幅を広くするため、コンクリート舗装の段へと変わりましたが、今、この峠道を利用する人は稀です。


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クルマデ道の入口に建てられた、東村房松翁の頌徳碑(しょうとくひ)です。
粗悪な作りだったこの峠道に、私財を投じ花崗岩の板石、数百枚を敷き詰めた功績によるものです。

その後、道幅の拡張や、整備の利便性からコンクリート作りに改装されましたが、碑の傍に植えたギンモクセイの香りに乗せて、秋月区民の感謝の念を後世に伝えます。


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石段の脇には、小さな田んぼや、畑があり、毎日お百姓さんの姿を見ましたが、今は雑木や夏草が生い茂って・・・(^_^;)です。

また、この付近には、幹回りが3m、樹高が20数m、驚きの巨木に育ったサンゴジュが、大きな葉っぱを鬱蒼と広げていたのですが、つい先年、刈られてしまいました・・・(~_~;)です。
 

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峠道の中ほどに、詩人正田篠枝の三十万名号碑が建ちます。
原爆による犠牲者三十万人の冥福を祈り、名号三十万遍を書写、その祈りを後世に伝えるべく、氏の故郷秋月の地を眼下に、歌友の意によって、白衣観音像を模して建立されました。

また、この碑の傍によりそう、一路観音碑は、文人画家一路居士の、観音画をもとに線掘りされたものです。


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クルマデ道の中腹、三十万名号碑から見る、秋月の街並みです。

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クルマデ道の、まもなく峠に出るあたりです。
蜘蛛の巣が、二重三重に張られ、数日人が歩いた形跡がありません・・・(*^_^*)です。


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クルマデ道に張られていた、花崗岩の石板が再利用されていました。

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秋月から、クルマデ峠を越えた鷲部側の古道は、鷲部林道に分断され、今に残るのは出口付近、数メートルの石段だけです。
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