江南 内海

4)能美町・沖美町南部・内海 
江田島湾の最奥部を内海と呼びます。

古くは、呉湾側の外海とつながり、小舟の行き来もあったと言いますが、やがて潮流の影響や、河川の堆積土、干拓事業などで閉じられ、江田島湾の海水は津久茂の瀬戸を通って広島湾とだけ通じることとなりました。


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巾着袋となった、江田島湾の最奥にありながらも、最大4m近い潮の満ち干がありますので、毎日2回は酸素濃度が高くて、栄養塩類が豊富な海水に入れ替わっています。
また、湾の最奥は外敵の侵入も少なく、花崗岩が風化した良質な砂があって、その下に隠れ住む小さな生物たちの楽園となっています。

その、絶好の環境を利用し、アサリや、エビが養殖され、春の大潮のころには、アサリ堀りに訪れる人々が干潟にあふれて、大混雑です。
 

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その楽園に住む唯一の大型生物が、古生代からの生きた化石、このカブトガニです。

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名前はカブトガニですが、甲殻類ではなく、カニよりもクモやサソリに近いと言われ、すでに絶滅したウミサソリ目と同じ、カブトガニ綱に分類されています。

カブトガニは学術的な面からも貴重であるとして、天然記念物の指定を受けた場所(佐賀県伊万里市、岡山県笠岡市、愛媛県西条市)もありますが、当地では自由に捕獲、観察、研究することができます。

ただし、食用に用いた場合は、絶滅のおそれのある野生動植物の、種の保存に関する法律によって罰せられるそうなので、観察が終わったら責任をもってリリースしてください。

また、江田島市では大柿町深江にある、「さとうみ科学館」で、カブトガニに関するデータ収集や、飼育、標識をつけてリリースする個体追跡、などをおこなっています。

「さとうみ科学館」ウエーブサイト
http://www.urban.ne.jp/home/fukaesho/SSM/

上のカブトガニ画像は「さとうみ科学館」で研究飼育されているものです。

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カブトガニの産卵場所とされる砂浜から、数十メートルの場所に「海辺の新鮮市場」があります。

1階では,地元でとれた新鮮な水産物等を直販し,2階では,江田島市の特産物情報・観光情報を展示しています。
また,11時から14時まではセルフサービスの昼定食(お好みの刺身一皿とおかわり自由の魚飯・味噌汁の定食)を味わうことができます。

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内海干潟で採れるアサリの模様・・・。
すてきでしょう~~~ (*^。^*)  

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干潮時に海岸を散歩すれば、ナマコを拾うこともできます。

画像には写っていませんが、一般には赤ナマコがおいしいと言われます。
下に見えるのが青ナマコで、普通に売られ、値段も赤ナマコにくらべれば、だいぶ安く販売されます。
上の黒いのが黒ナマコで、見た目が悪いので嫌われ、江田島の魚屋さんでは売られていません。
ただ、タワシでこすって黒い粘膜?を削り取れば、普通の青ナマコと同じような色合いになり、食味も青ナマコと見分けるのは難しくなります。

ちなみに、赤も青も黒も同じ種だと言われていますし、私は赤ナマコは青ナマコよりも身が固いように思います。
妻は黒ナマコは一切食べませんが、私はタワシで色を落として食べたことがありますし、食味の違いも気になりませんでした。
ま、味音痴の私の話は無視してください・・・(^_^;)です。

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防波堤や、近くの岩場には、足の踏み場もないくらいカキが育っています。

むか~し、貧乏していたころは、ガスバーナーと、ポンズをもって海岸のカキを食べ歩きしたこともあります。
今も貧乏ですが、寒さが身にこたえる年となり、風邪でもひいたら薬代の方が・・・(^_^;)です。
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