鷲部 県道44号線

2)江田島町南部・県道44(鷲部・中央) 
島内道路の、ほとんどに共通することではありますが、とくに、この付近の山々は大きく海にせり出していますので、波打ち際とのほんのわずかな隙間に、石やコンクリとを築いて道路を通しています。

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県道44号線を北上すると、右側は風化して崩れやすい花崗岩の崖、左側、道路のすぐ下には波が打ち寄せ、最大4mの潮の満ち干がある砂浜には、カキヒビの杭が整然と並びます。 

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アップダウンが少なく、道幅が広く改装されたこの付近は、サイクリングには最適の場所で、島外からも沢山のサイクリングツーリストが訪れています。

ちなみに、最後部を疾走?しているのは、地元の70代の小父さんで、飛渡瀬の大型スーパーで買ったお惣菜を、ママチャリの前かごに乗せ、全力でペタルを回します。

おま~ら、わかいもんにゃ、まだまだ、負けるわけにゃ~いかねぇ~ぜ、って・・・(*^。^*)です。

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花崗岩の石を、積んで作った小さな防波堤です。
今は、まったく使われることもなく、台風が来るたびに、1つ、2つと積み石が転げ落ちています。

おそらく、この付近に道路ができる前、田んぼや、畑に施す肥料を運んだり、わずかな谷水を集めて作った稲や、段々畑のみかんを積んで集落まで運ぶ、農船の溜り場だったんじゃないかと?、推測・・・(^_^;)です。

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カキの幼貝を育成するための、カキヒビです。

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カキヒビは、満潮時には海面下となる、浅瀬に杭を打ち、竹竿を結んで、井桁をつくります。
そこへ、ホタテの貝殻に針金を通して、ネックレス状?になったものをぶら下げます。

かっては、海中を浮遊するカキの幼生を、付着させるために使われていましたが、近年の養殖技術の進歩により、幼生の付着(採苗または種付け)は、別の管理された場所で、計画的に行われます。

今はカキの幼貝に、風や陽光を当てたり、潮の干満を経験させることなどで、抵抗力のある強健なカキを育てるため、または成長を抑え、出荷時期を調整するため、などの目的で使用されます。

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古くより、「えびすの岩」と呼ばれる、梵字の刻まれた、花崗岩の大岩です。

北上する県道の右側、かっては岬の先端部で、強い北風が吹けば、波しぶきが飛んでくるような位置にあったろうと思いますが、いまは県道の護岸にまもられ、焼き肉店駐車場の奥に鎮座します。

キリーク 

薬研彫りで刻まれた、この梵字は、キリークと呼ばれ、阿弥陀を表すことから、磨崖仏の簡略画にあたります。

 

梵字とは古代インドの文字で、遣隋使のころに中国経由で日本に伝わりました。

日本へ伝った梵字は悉曇(しったん)と呼ばれ、密教の教理と密接なかかわりを持ち、弘法大師空海により、文字で、ほとけのさとりあらわすことができる、と説かれました。

 

推定では室町時代の作と言われ、「えびすの岩」と呼ばれることから、海の幸を求める、海部族による信仰があったといわれます。

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鷲部から中央にかけての県道44号線は、この十年間、飽きることなく、掘ったり埋めたり、を繰り返しています。

まず、下水管を埋めるのに片方の車線を掘ったり埋めたりで3年間、次に反対車線を同じように3年間、やっと下水管が終わったと思ったら、次は水道管を掘ったり埋めたりで、3年間、またまた、反対車線を堀り始めているようですし、まだまだ先は、なが~~~くなりそう・・・(^_^;)です。

画像は掘り出された水道管です。
材質は鋳鉄?のようですが、たしかにひどく老朽化しています。
 

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たぶん、新規の水道管だと思います。
今は、プラスチックで、大丈夫なんだぁ~~~。 
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