鷲部 いいとこ撮り 2/2

2)江田島町南部・鷲部地区 
東に山を背負う、江田島花崗閃緑岩地帯ですが、地表に花崗閃緑岩の岩肌を見ることはなく、稀にみる岩肌は、この地帯に岩脈となって入り込んだ、花崗斑岩です。

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この付近の基盤となる、江田島花崗閃緑岩は風化が進み、おおかたが真砂土となっています。
そのため、耕作には適しますが、わずかの雨でも表土が剥ぎ取られ、それを防ぐための石垣は必要不可欠となりますし、当然、家々の土台にもお城のような石垣が築かれます。

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真砂土と化した江田島花崗閃緑岩は、石垣とはなりませんが、その江田島花崗閃緑岩に大きな岩脈となって貫入た花崗斑岩が背骨のように、何本も背後の山々を貫き、地表にもあらわれています。
しかも、いい具合に風化が進み、適度な大きさにひび割れて山麓に転がっていいます。

古い時代の石垣は、おおかた、この花崗斑岩を拾い集めて積み上げたものです。
もちろん、他所から運んできた、石やコンクリートブロックなど、使えるものはなんでも・・・(^_^;)です。

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(画像の左右20cm)
数百年、雨風にさらされていた、花崗斑岩の表面です。
この付近の花崗斑岩の特徴としては、長さが1cm以上はあろうかと思える長石の白い結晶ですが、地域によっては、違った表情を見せる花崗斑岩もあります。

また、おおかたが真砂土と化した、江田島花崗閃緑岩ですが、ときにコアストーンとして、玉ねぎ状の岩が残ることもあります。
梵字の刻まれた「えびすの岩」も、おそらくは江田島花崗閃緑岩のコアストーンだと思います。
 
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民家すれすれに積み上げられた花崗斑岩の石垣です。

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何段にも積み上げた石垣と、コンクリートの肥溜め、・・・
枯れずに残った数本の夏ミカンに黄色い実が生りますが、だれも・・・見向きもしません。


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屋敷の庭からこぼれ落ちるのは、石垣で暖められた、一足早いボケの花です。

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忘れられた畑の隅にも春は来ます。

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春の遠足
先生の後について、真っ直ぐに歩くんですよぉ~。
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