柿浦 柿浦港に見る船

2012-10-10 003 018 
小型底曳き網漁船
当地でもっとも普通に見る漁船です。

夫婦で乗り込み、後部から4m×1mくらいの鉄枠に張られた網を降ろして、海底を数十分間引きまわします。

海底の状況や、時期、操船技量により漁獲量や魚種は大きく左右されますが、カレイやヒラメ、タイ、メバル、タコ、ガザミ、エビ、シャコ、ナマコ、大型貝類など瀬戸内海に生息するほぼすべての幸を一網打尽に・・・とはなかなか・・・(^_^;)です。

一時期は底曳き景気に沸いたこともありますが、現状は船の燃料代がやっとで、乗り組むのはみな古希を目前にした老夫婦ばかりです。


2012-10-10 003 019 
貨物運搬船?
当初は釣り船?として作られた感じですが貨物運搬目的に改造されています。
想像ですが、番船?として地区の農産物を呉市場に運び、帰りには商店主に頼まれた日用雑貨を満載して届けたのでは?・・・

かって大活躍した船も、ここ数年まったく使われることもなく、ただ朽ち果てるのを待っている状態です。

2014-05-19 002 162 
小型巻き網漁船
最新の高出力エンジンを搭載し、小イワシやシラスを専門に追っかけます。

通常は見張り用高速船×1隻、巻き網漁船×2隻、運搬兼警戒船×1隻の、計4隻で船団を組みます。
見張り用の高速船が見つけた小イワシの群れに、網を搭載した2隻の巻き網漁船が近付き、タイミングをみはからって一気に網をおとし、2隻が扇形に開いて小イワシの群れを追います。

フルスロットルで小イワシの群れの前に出たら網を閉じて船上に巻揚げます。
すくい取った小イワシは、もう1隻の運搬船に積み込み全速力で加工工場まで運びます。
鮮度の良い状態で熱湯にくぐらせたものは、より品質の高いイリコや釜揚げシラスとなって高価に取引されます。
 
網元は小道水産、船名は「第三・第五水産丸」です。

2014-08-04 168 
ちなみに、上記の小道水産とは別の網元ですが、巻き網漁船の「第十二・第十三誠運丸」の二隻がシラスで満杯となった網を乗員総出、力一杯に引き揚げていました。

2014-07-19 071 
釣り船
手前2隻とも釣り船ですが、右の小さな船は普段はサラリーマン、土日のみ沖で小魚を釣っての…半遊漁船、行動範囲も早瀬水道から倉橋沖くらいまでになります。

中央は昔ながらの本格的な釣り船で、専業漁師仕様となっています。
早瀬水道でタイやタチウオを釣ったり、遠く諸島水道くらいまでは十分に行動範囲に入ります。
時期によっては、イカ籠漁や延縄、僚船と協力して網を引いたりもできる万能タイプの漁船です。
船名は「かもめ」、でも、もう羽をひろげて大海に飛び立つことはなさそう・・・(*^_^*)です。

2014-04-10 002 026 
台船
甲板に何もない状態だと台船あるいはデッキバージとよばれ、さまざまな大型貨物をワイヤーで固定したり、物によっては鉄の甲板に直接溶接したりもして大型貨物や重量物を運びます。
通常自前の推進装置を持たず、タグボートに曳航されたり、横抱きされて目的地に移動します。

画像の台船は長期間の行動ができるように、居住施設が追加され、救命兼作業用ボートが搭載されています。
居住施設には真水タンクや冷蔵庫、トイレやシャワーもあり、電源はポーダブル発電機により供給されます。

現在は長期行動のできる大型クレーン船仕様になっていますが、手前にある大型クレーン車は、キャタピラー付きで陸上仕様のものをそのまま搭載していますので不要となれば即座に降ろして、空きスペースをつくることができます。

2014-06-03 002 008 
大型グレーン専用台船・作業支援船
前記の台船とは違い、こちらの台船、(有)浜先海事「第二住吉号」は設計段階から長期行動可能な大型クレーン専用台船として造られており、クレーンも固定式となっています。
重量物品の海上移動なども請け負いますが、主には港湾工事などに従事し、大型コンクリートブロックの運搬据え付けなどを得意とします。

手前の小舟「第七住吉丸」はクレーン台船「第二住吉号」の作業支援用で、台船を海上に固定するアンカーの設置や揚収、もやい索の展張、乗員の移動や台船の微動調整等に使用されます。

「第二住吉号」には操舵室らしいものが無いので、自力推進装置(プロペラ)は付いてない?と思います。
よって、移動時にはタグボートあるいはプッシャーボートが必要です。

2014-04-10 002 041 
土石運搬船
採石場で土石を搭載し、指定された海面まで運び、正確な位置に適正量を投入、港湾や岸壁の基礎となる捨石の運搬船「こうけん」です。

船首と左舷前部に開閉可能なアプローチ桟橋をもち、土石の搭載や陸揚げ、海中投入に利用します。
また、船首部分には二本のポールがあって、海底に打ち込むことにより船を固定してより正確な作業ができます。
海中への土石投入には後部の固定クレーンのほか、大型バケットローダーを神業的に操って迅速に作業を進めます。

土石運搬船「こうけん」自体には推進装置はありませんので、後部に専用プッシャーボートがぴったりと合体して移動します。

2012-10-10 003 020 
海上ガソリン・軽油スタンド仕様のボックスバージ
利用者が少ないのか?あまり役に立ってはいないようですが・・・(^_^;)です。

2014-04-10 002 032 
海上休憩所
室内にはソファーにテーブル、テレビが見えますので、バーカウンターや冷蔵庫もきっとあると思います。
でも、沖に浮かぶ休息所までの定期船はありませんので、休息するには泳いで渡らなくっちゃ・・・(^_^;)です。

2014-08-04 179 

夏になれば、大君地区の市営長浜海水浴場に移動します。


ちなみに今年の営業日は、7月19日(土)~8月24日(日)までです。


2014-07-19 070 
最新の係留施設の端っこに、いまにも浸水しそうな老巧船が・・・
ヒロ2261 HS3-16530 「漁宝丸」 ウインチや大きな生けすがありますので、底曳き漁が全盛のころには、きっと大活躍をした・・・(*^_^*)です。


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