大君 水晶山(仮称)

5)大柿町南部 大君南部の水晶山 
水晶は江田島市内の各所で産出しますが、水晶山と呼ばれるのは江田島町小用にある水晶山189m(または小用山とも)のみです。

他に水晶山と云われる山はありませんが、島内の古老に水晶の話を求めれば、「水晶よのぉ~~」 「わしらがこまいごらぁ~どっこにでも拾えたがのぉ~」 「そうじゃのぉ~ 大君の天狗岩にいってみんさいや」 「あっちゃならまだあるじゃろぉ~て」 「あのごらぁ~学校の遠足いやぁ山に登るぐらいしかなかったでのぉ~」 「ほいでもってのぉ~、木の枝でもってそこらぁ~掘りゃなんぼでも水晶が出よったで」  「まあ、みんなよってわけこして、ほいでもポケットにいっぱいは拾えたでのぉ~」

同じような話は、大君小学校だけでなくその他の小学校でも・・・、多い少ないはあるにせよ、学校の近くにある水晶の拾える山を選んで登っていたようです。

また、その当時は島内にも各地に小規模な鉱山があって、農閑期には銅や鉄、石灰、石英や長石を掘り出すこともあったとか・・・。

また、戦後しばらくは島内いたるところで小規模な採石場が稼働していたため、水晶など子供以外には見向きもされなかったようです。

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・・・が、聞くと見るとは大違い。

何度か天狗岩に登り(車で)付近を捜してみましたが、落ちているのは石英のカケラばかりで水晶と呼べるものはただの一本も見つけられませんでした。

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・・・で、水晶を見つけるのは諦め、海岸におりて色のきれいな貝殻とかを探していました。

貝殻を拾うのに邪魔だった小石を足で蹴っ飛ばすと、ひっくり返った小石の裏に窪みがあって、キラリ輝きます。

はじめて、自分で見つけた水晶らしい水晶です。

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海岸に水晶が落っこちてるってことは、上の岩山からに間違いないだろう。

・・・って、さっそく鉱物採集図鑑に図解説明されている服装を真似、道具はホームセンターで買い求めて、いざゆかん。

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風もさわやか、景色も最高、おにぎりもうま~~~い。
でも、かくれんぼが上手な水晶さんはそう簡単には見つかりません。

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頭頂を照らしていた太陽が西に傾き、自分の影がやけに足長に感じてきます。

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がっくり疲れてイノシシ道を下ると、その先に黒っぽい塊が・・・

な~~んてこった。
踏まないように避けると、傾いた太陽光でピカリ、目に反射光が届きます。

イノシシの糞が光る。
え、えぇ~~~。
糞じゃないよ。
水晶だよ。
それも紫水晶じゃないかぁ~~~。

おっそろしいビギナーズラック、しばらくは手がふるえました。
踏まなくて良かった~~~って・・・(*^。^*)です。

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とうぜん翌日も同じコースをたどりましたが・・・
二匹目のドジョウが見つかることはありません。

コバノミツバツツジの紫花、水晶も枝先に咲いてくれたら見つけやすいのになぁ~~~。

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尾根を這い、谷を越えて・・・

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垂直に近い岩盤に小さな空洞があり、風化した長石の砂の中で八千万年もの長い間・・・
ひたすらに眠っていた煙水晶さんたち・・・(*^。^*)です。

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カリ長石の表面から、タケノコのように伸びだした色黒の煙水晶さん・・・(*^。^*)です。

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四月中旬、ザイフリボクの花が散ってしまうと、岩山は暑くて登ることができません。
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