大君 早瀬瀬戸・早瀬大橋

5)大柿町南部 早瀬瀬戸・早瀬大橋 
江田島市能美島と呉市倉橋島を分かつ、幅300mにも満たない狭水道を早瀬瀬戸と呼びます。

最狭部の水深は15m、最大潮流は北流で4.5Kt、南流が3.75Ktです。

江田島市(江田島、能美島)は、昭和48年10月に早瀬大橋が完成したことにより、倉橋島と結ばれ、さらに音戸大橋を経由して本土と繋がりました。

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呉市倉橋島から見た早瀬瀬戸と、それをまたぐ早瀬大橋です。

瀬戸に架かる大橋の全長は625.5mで、橋脚の間(支間長)が222m、桁下の高さを36mとしたことにより、3千トン級の船でも水道を安全に航行することができます。

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能美島の側から見た早瀬瀬戸と早瀬大橋です。

小型漁船等も含めれば、400隻 / 1日の船舶が航行します。
画像の左から右へと南下中の船舶は、内航船と呼ばれる 500t以下の貨物船です。

ちなみに、500t以下の船舶だと船員資格や乗組定員の要件が有利なことから経済船型と呼ばれ、一般貨物船や小型タンカーとして数多く建造されてきましたが、その根拠となる船舶のトン数には、目的によってさまざまな種類があります。

良く使われるトン数としては、「総トン数」(GT)と「載貨(さいか)重量トン数」(DW)があります。

(その他にも、純トン数、排水トン数、パナマ運河トン数、スエズ運河トン数などがあります。)

まず、「総トン数」とは、船の“容積”に係数を掛けた数字で表わされますから、総トン数が大きいほど“大きな船”ということになります。

また、「載貨重量トン数」は、その船が積むことのできる貨物の重量を示しています。

つまり、同じ大きさ(総トン数)の船でも、積みこむ貨物の種類(重さ)や船の構造、貨物の積み方によって積める貨物の重さ(載貨重量トン数)が異なってきます。

たとえば、内航一般貨物船の「嘉祥丸(三洋海運)」の場合・・・

嘉祥丸(三洋海運)
(上記説明と嘉祥丸要目は、JSA日本船主協会HPよりのコピペ・・・m(__)mです。)

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江田島側から見た早瀬大橋です。

早瀬大橋は国庫補助を受け、昭和42年広島県の事業として着工されましたが、その牽引となったのは、江田島、能美島住民による「十円募金運動」がきっかけで、募金の総額は当時で三百万円を超えたと云われます。

完成は昭和48年10月28日、橋長 623.5m、有効幅員 9.5m、支間長 222m、桁下高さ 36m、上部工形式 3径間連続下曲弦プラットトラス橋、塗装色はレタスグリーンと呼ばれる薄い青緑色です。

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水道をぬける春風に満開の采振り木(ザイフリボク)が揺れます。

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早瀬水道に真っすぐ航跡を刻んで南下する小型船は、江田島町国有無番地「海上自衛隊第一術科学校」所属の練習船13号(YTE13)です。

排水量 170t
全長 35m
全幅 7.4m
出力 2,200PS
速力 16kn

練習船12号と共に、第一術科学校や幹部候補生学校の学生に操船や航法を体験させ、将来の護衛艦等操船の基礎となる初級教育航海実習を行ないます。

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早瀬水道を最狭部へと北進する、総トン数6,126トンの貨物船「せどろす」です。

 

商船三井内航会社所属の貨物船で、メキシコ塩の国内ストックヤードである三ツ子島(広島県呉市)から全国へ向けた保税塩輸送の専航船として就航します。

 

船種船名 貨物船せどろす

総トン数 6,126(GT)

重量トン数 11,022(DW)

全長 112.00メートル

機関の種類 ディーゼル機関

出力 3,309キロワット

竣工 2006年4月18日

建造 伯方造船(愛媛県今治市)

 

空荷だから通れるみたいですけど、満載の一万一千トンまで積んだら、たぶん無理かも???・・・(^_^;)です。

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早瀬瀬戸南口には「マリンピア王泊」と呼ばれ、連絡船を係留し改装した海鮮料理屋や、釣り堀などがありました。
その後、連絡船は処分されたようですが???・・・です。

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追加画像です。

大柿歴史民俗資料館に、レストランとして使われていた連絡船が係留されている当時の写真が保管されていました・・・(*^。^*)です。

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安徳天皇が泊まられたとの伝説が残るこの地は、八百数十年が経った今でもすばらしい景観がのこります。

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王泊の入り江に乱舞するツツジの花弁。

屋島の戦いの後、壇ノ浦へと向かう途中であったなら、まさにこの時期、このツツジの乱舞をご覧になったことでしょう。


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