飛渡瀬 毘沙門堂

4)能美町・沖美町南部 毘沙門堂 
能美島志(1763年)に、飛渡瀬村毘沙門原に毘沙門堂あり。

当時すでに毘沙門原との地名があることから、毘沙門堂の建立はそれ以前であったと想像できます。

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鬱蒼とした木々の下、小さな丘の頂へと、端正に組まれた石段が続きます。

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銀瓦のお堂の屋根に、秋の木漏れ日がまぶしく反射します。

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お堂正面の格子戸にはガラスがはめ込まれ、堂内の様子が見え隠れします。

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整然と組まれた垂木の上には、重量感のあるいぶし銀の瓦屋根が乗り、四季の雨風をさえぎって営々本堂を守っています。

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毘沙門堂の境内に植えられた大桧の枝下には、赤い前垂れを着たお地蔵様が・・・

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お堂の裏に、文禄四年(1594年)の毘沙門堂建立を記す石柱が建ちます。

文禄四年と言えばまだ豊臣秀吉が全盛のころ、四天王とされる武神毘沙門天が尊ばれる時代背景があったのかも・・・(*^。^*)です。

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昭和57年、毘沙門堂改新築の寄附者芳名が残ります。

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毘沙門堂の小丘から、飛渡瀬内海の小落へと下る秋の小道・・・

柿木の葉っぱも残り少なくなりましたが、枝先の数枚が飛渡瀬を駆け抜ける海風になびきます。

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画像は新聞切り抜き記事で、原画は「大柿地区歴史資料館」に保管されています。

 

大柿町の毘沙門堂

150年ぶりに改築

きょう地区民らが落成式

 

佐伯郡大柿町飛渡瀬の金比羅堂が改築され三日、地区の人たちによって落成式が行われる。改築は約百五十年ぶり。

毘沙門堂は文禄四年(1596年)同地区にあった極楽寺本尊の十一面観音と並び祭っていた毘沙門天を、高僧が現在地の毘沙門原に堂を建立、安置したと伝えられている。その後、文政十年(1828年)再建されたらしく堂守の同所、鉄工業岩崎伝吉さん(62)の話では「今回が二度目の改築になる」という。

改築費用は、約十メートルの参道修理を含め六百万円。金毘羅原の門徒四十二戸をはじめ地区出身者たちから浄財を集めた。

新しい毘沙門堂は、旧堂よりも一回り大きく鉄骨組みのヒノキ造りで約十七平方メートル。岩崎さんと長男の光さん(34)の二人が、仕事の合間をみて七月から三カ月がかりでこつこつ建設した。

落成式では、岩崎家に仮安置してある本尊の金比羅天と不動明王をみこしに乗せて新しい堂に安置、法要を営むほか、紅白のモチを出席者に配って完成を祝う。
 昭和57年11月3日
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