深江 親休鼻 1/2

5)大柿町南部 親休鼻 
江田島市内において、もっとも人の手の届きがたい地、放任された土地がこの親休鼻(おやきゅうばな)へと続く半島です。

とは言いましても、昭和後期の頃まで、少しでも水が確保できる沢筋はすべてが人の手によって耕されており、急斜面に生える雑木も多くが燃料として切り出されていました。

また、海岸の岩場は便利の良いところから順にダイナマイトをかけられ、石材採取の好適地とされて大いに賑わいました。

この地が人々に忘れられ、自然へと回帰し始めたのは、昭和60年代に入ってからです。

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茶臼山までは車で入ることができますが、その先は潮のひいた海岸線をひたすら歩く以外に道はありません。

岩場を4、5百メートル進むと、ひろ~い砂浜に出ます。

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砂浜のエンドは花崗岩アーチのくぐり抜けです。

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ここも元はくぐり抜けだったようですが、天井が落ちて切通しになりました。

ちなみに、満ち潮となれば切通しは水深3mの水路となります。

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まだ潮の引く時間帯なら先へ進んでも良いのですが、すでに潮が満ちる時間に変わったなら、もう何をおいても急いで引き返さないと・・・(^_^;)です。

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ここまで登れば潮をかぶる心配はありませんが、足場は最悪です。

右には長島が見え、はるか半島の先端には烏帽子岩が見えます。

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波と風で削りだされた一つ一つの岩がそれぞれに個性を持ち、どれもが造形美の極みに達しています。

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イノシシも躊躇するような崖の上に、なんとシランがお花畑をつくっています。
どっから種が飛んできたのか?、野生のシランは初めて見ました。

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花崗岩のわずかな隙間に育つ、ハマボッスの清花。
咲き乱れる浜払子(ハマボッス)の下に頭を下げれば、少しは煩悩を振り払っていただけるかも・・・(*^。^*)です。

極端な痩せ地ですので特別な植物は見ませんが、シラン、ハマボッス、スミレ、コオニユリ、ユウスゲ、キジカクシ、キキョウ、ハマナデシコ、ノギクの仲間、セリ科の植物などを見ます。

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親休鼻の先端から飛び石で続く岩礁と、最先端の烏帽子岩です。
栄養塩類が豊富なようで、ヒジキやホンダワラが分厚いマットレスのように岩礁の上を覆います。

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対岸の沖野島から見た親休鼻先端部と、その沖合でサメのヒレのように飛び出したのが烏帽子岩です。

霞む遠景は倉橋島の山々です。
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