深江 いいとこ撮り 3/5

2015-05-10 061 
港町はどこも狭い土地を目いっぱいに家々が立ち並びますが、中でも深江市街の混みようは江田島市内随一でしょう。

近年になって立ち退きや埋め立て、小川の暗渠化などで車の入れる道路が整備されてはきましたが、いまだに自動二輪車さえ入り辛い路地が数多く残ります。

そのことは、いままで大水害や大火などの大きな災害を受けることなく、安全快適な社会が長く続いた証でもあるのですが、それ以上の大変革である車万能の社会が一気に訪れた事の弊害をまともに受けることになりました。
車社会に必要な、平らで幅広い通路と、駐車スペースが確保できない路地奥の多くの家々は廃屋や移転を余儀なくされることになりました。

深江には街の規模の割に多くの商店や事業所が建ち、ある種分業的な微妙なバランスを保って商品をさばき、銭金を回していたのですが、近隣に大型店舗ができたり、遠方まで車で出かけて大量に購入する生活様式へと変わった途端、歯車が掛けた空回りとなり、一時百軒近くもあった商店や事業所が一挙に大激減しました。

車道から一寸の猶予もなく建てられた(道路用地に接収された?)ガラス引き戸の元商店が残ります。
看板が外されていますので、想像になりますが文房具や、アイスキャンデー、ラムネ、三ツ矢サイダーなんかも売ってたんでしょう。
何万回も開け閉めされたガラスの引き戸は硬く閉じられ、白いカーテンが引かれています。

2015-05-10 067 
雨戸が閉じられていますが、その奥にはりっぱな二階桟敷がありそうです。
商品を置くスペースとかは無さそうですので、大宴席が可能な割烹?、小料理屋さん?だったのかも?

2015-05-10 070 
軽トラがやっとの路地に酒屋さんがあります。
ごく最近までは営業されていた様子ですが・・・

2015-05-10 074 
大看板に、「たばこ、高級清酒 譽 駒 ホマレコマ販売店、中田酒店」とあります。

2015-05-10 073 
庇を支える分厚い腕木には、鷹を思わせる彫刻が彫られ景気の良かった時代を偲ばせます。
丸いプラスチック看板に、「最高の品質 ダ イ ヤ 焼 酎 」、裏側には、「スーパー 銘 清 酒 初 日 」、ともに共和発酵工業の製品でしたが、平成14年、酒類事業をアサヒビールに譲渡しました。

2015-05-10 108 
軽四輪の通行も無理な細い路地にも商店が軒を連ねます。

こちらのお店もごく最近カーテンを閉めたようです。
内部は見えませんが、表の段ボールに、梅干しとかリョーユーパンの文字が見えますので、生鮮食料品店だったんでしょう。

2015-05-10 109 
軒下に放置された台秤に「さつまいもべにはるか」と書かれた段ボールが乗っています。
とおく、茨木県から運ばれたものです。

かって、当地の畑の半分は甘藷畑だったこともあったのですが・・・

2014-12-22 133 
また別の路地には衣料品店が・・・
2,3年前までシャッターは上げられていたのですが・・・

2015-05-21 074 
かなり以前に閉められたようです。
当時はハイカラだった出窓風ショーウインドウには何が飾られてたんでしょう。

2015-05-10 115 
ま~だ、まだ、車の止めれる道路脇には、元気な商店も残っています。
上河内食料品店さん、がんばってね。

2015-05-10 116 
すぐ、隣に沖井商店さん、目の前の深江漁港とその向こうに大黒神島と夕日が一望に見渡せる二階桟敷は、まだまだ、使えそう・・・(*^。^*)です。
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