小古江 塩竈明神社(姫宮)

5)大柿町南部 塩竈明神社 
小古江(おぶれ)地区を南北に走る国道487号線と海岸との間に「塩竈明神社」、別名「姫宮」があります。

祭神は塩浜大明神、祭礼は旧6月17日です。

2015-02-15 025 
元は岬の先端だったろう大岩に添って建ちます。

2014-09-17 106 
鳥居はありませんが二本の石柱が建ち、柱の裏面に「文部大臣 灘尾弘吉書 昭和33年11月吉日建之」とあります。

2014-09-17 107 
「塩竈明神社」と墨書の社額が揚げられています。

これまで大原湾からの潮風は海側に立つ大岩が防いでくれていましたが、前回の想定を上回る大型台風の威力におどろいたのでしょう。

備えあれば、って事で、・・・何本ものロープで拝殿の柱と大岩の根元とを固く張り結んであります。

2014-09-17 110 
本殿は欅材を使った頑丈で端正な造りです。
ビワを食べるサルの飾り彫刻もあり、釘隠し金物や擬宝珠もまだ新しい感じです。

2014-09-17 112 
唐破風には唐草文様が彫られ、神紋として「三つ盛二重亀甲に剣花菱」が打ってあります。

この亀甲紋は、おめでたいとされる海亀が由来で、多くの神社で神紋とされています。
出雲大社は「二重亀甲に剣花菱」、厳島神社は当社と同じ「三つ盛二重亀甲に剣花菱」、櫛田神社は「三つ盛二重亀甲に五三桐」が用いられています。

2014-09-17 121 
境内は頑丈な花崗岩の玉垣で囲われています。

小古江古地図東半分  
小古江村の古地図です。
この絵図は大柿地区歴史資料館に展示されている文政二年(1819年)小古江村絵図をもとにした複製です。

当時は塩竈明神社とはよばれず、「常陸之姫宮社」であったようです。
平家の落人?女官の?哀愁秘話?がもととなった、小さなお宮があったのかも?・・・

常陸之姫宮社の社前は古くから干拓が進んではいましたが、宝暦元年(1751年)山野井氏による大規模な塩田開発が始まりました。
総面積8反9畝の塩浜を築き明治20年頃まで操業、年間55石が製塩され、塩焼ガマは今の説教場そばにあったと云います。

このころ、今まであった姫宮社に塩の神様と、塩を煮詰める竈(かまど)の神様を合わせて、お祀りしたのだろうと・・・(*^。^*)です。
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