中町 恵美須神社

2)江田島町南部 恵美須神社 
昭和56年4月吉日、中町見浪に恵美須神社が建立されました。

「えびす」は七福神の一柱であり、七福神の中では唯一の日本発祥の神とされます。
漢字表記では「夷」、「戎」、「胡」、「胡子」、「蛭子」、「恵比須」、「恵美須」を当てます。
「えびす」を称する神としては「蛭子命(ひるこのみこと)」あるいは「事代主神(ことしろぬしかみ)」とされることが多いのですが、古くは毘沙門天や不動明王であったりもします。
江田島市内では豊漁豊作の神、商売繁盛の神として敬拝され、浦々の漁港ごとに社が祀られています。

ちなみに広島市中区の胡子神社では、毎年11月18日から20日にかけ胡子大祭(えびす講)が執り行なわれます。
周辺の商店街も協賛し、付近の道路は夜遅くまで大勢の人々で賑わいます。

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落ち葉の季節ですが、毎朝きれいに掃き清められています。

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恵美須神社の境内と江田島湾との間を国道487号線が通過します。

古来より中町は交通の要所でもあったのですが、波静かな江田島湾を背景に海上交通が主流となっており、頻繁に行き来する連絡船で直接、広島(宇品)と結ばれていました。
そのためもあってか、陸上交通の発展は他地区よりも少し出遅れてしまったようです。

中町地区を、大型の車両が安心して走れる幅広い道路が完成したのは、昭和50年代も中盤に入ってからです。

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鳥居をくぐろうとすると、左の方になんでしょう? 不思議なものが目に止まりましたので参拝の前に確認することに・・・

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五重塔です。
しかも製作材料となっているのは、カキの養殖で使用するプラスチックのパイプです。
すべてが手作り、高さが2m以上もある大作・・・(*^。^*)でした。

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あらためまして、ニ拝二拍手一拝・・・m(__)mです。

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社殿側面には、「笑う門には福来たる」 えびすさま の笑い顔がレリーフされています。

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恵美須神社は、道路工事に伴う海岸の埋め立てにより生じた土地に建ちますが、島内に建立されている「えびす神社」としては、もっとも広い境内を占有しています。

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鳥居の根元を大錨が抑えます。
これは、唐人錨あるいは二爪錨とも呼ばれ、丸い穴に木材の丸棒、あるいは鉄棒を差し入れ、二つの爪のうち何方かが画像のように海底に突き刺さることによって船を固定します。
大きな錨ですので、北前船や打瀬船とかの大型和船で使用されていたものなのかも???・・・です。

ちなみに、能美町誌によれば、幕末のころには高田や中村の大船が、北前船となって日本海にも多く進出していたとか・・・

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手前のコンクリート壁は昭和55年ころまで使用されていた護岸堤防です。
いまは恵美須神社の向こう、国道487号線が護岸堤防となって見浪地区の家々を守ります。

中町空撮(1975 1981 2015) 
国土地理院、グーグルからの参考画像です。
恵美須神社は1981年9月の画像から見ることができます。
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