中町 国道・県道・旧道

2)江田島町南部・国道487号 
中町からは三方に道路が延びます。

南北に貫くのは大君、大原、鹿川から高田へと抜ける国道487号線です。
さらに海岸沿いを飛渡瀬へと延びるのが県道36号線です。

島の道路は古来、半間(約1m)幅で作られていましたが、やがては大八車の使える一間幅に、さらに客馬車の運行が可能な2間(約4m)幅へと拡幅されていきました。

大正9年になり三高~高田~中村~鹿川~大柿~飛渡瀬間、中村~飛渡瀬間が郡道に認定され、順次改良されてきましたが、今日に見るような自動車道路に整備されたのは昭和も後期に入ってからです。

ちなみに大正14年に柿浦から大原、鹿川、中村経由高田の間を乗合い馬車が運行、さらに昭和3年になり、能美バスが、柿浦から大原、鹿川を経由して中町(中村)への運行を始めました。

1966 09 13(S41)中村 (2) 
昭和41年(1966/09/13 )の国土地理院空撮画像です。

現在の国道である、八幡宮から中町港桟橋へ、さらに見浪の海岸を通って高田への道はまだ手つかず状態です。

現在の県道36号線である、松ヶ鼻の横断道路は開通まもない様子で、路面が白く輝いています。

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江田島市役所(旧能美町役場)の前を通過する国道487号です。

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能美中学校前付近の国道487号です。

道路脇にガラス戸を閉ざした、兼行たばこ店さんです。
道幅は広くなり、車の通行量は激増しましたが、買い物客が立ち寄ることは無くなりました。

1962 07 30(S37)中村 (2) 
昭和37年(1962/07/30)の国土地理院空撮画像です。

交通の難所であった、松ヶ鼻付近での道路建設が始まった様子ですが、まだ、飛渡瀬の落走りから入る山越え道がはっきりと確認できます。

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松ヶ鼻隧道です。

中町と飛渡瀬を結ぶ道路は古来、飛渡瀬側の「落走り」から山に分け入り「坪崎山」のふちを回って「胡川」沿いへと出る山道でした。

先の太平洋戦争で江田島本浦にあった海軍兵学校の生徒や、その関係者が大幅に増員されるのに伴い、それまでの奥小路水源からの用水では到底賄うことができなくなりました。
その不足分を確保するため新たな水源として、急遽、三高水源、鹿川水源から水を引くことになりました。

その際、唯一高低差のある松ヶ鼻を通すための水路として松ヶ鼻隧道が掘られました。

小型車両がギリギリで通れるだけの幅があり、戦後、一般道路としても利用されましたが、その後の自動車普及には対応ができなくなり、新たに松ヶ鼻の尾根を削り取って新道が建設されるに至りました。

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松ヶ鼻新道(県道36号)をいく江田島市営バスです。

グーグル中町旧道 
画像はグーグルストリートビュー(2013/10)よりコピペ・・・(^_^;)です。

国道487号を北上し、中町港桟橋の手前「ふみおか仏壇店」の前を左に入ると鹿川から中町、さらには高田方面へと向かう旧道があります。

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自動車が走行中の道路が旧道の鹿川高田線です。
手前に進みますと中町港桟橋へと繋がり、昭和の中頃まではもっとも人の往来が激しい交差点でした。
ヤマザキパンの看板は、土井食料品店さんです。

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二間幅(約4m)基準の道路です。

かっては途切れることなく商店が立ち並び、賑わいのある通りでしたが、・・・撤去した商品のかわりに、見事に手入れされたサクラソウの鉢が並べられています。

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会席・弁当・御料理仕出の西浜ストアーさんです。

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明るいナショナル ・・・ラジオ、テレビなんでも ♪ ♪ ♪ の小西電機さんです。
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