岡大王 小田港・正光港・畑漁港

小田港・正光港・畑漁港 
岡大王には南側から小田港、正光港、畑漁港と大規模な港が三つもあります。

かっては花崗岩の切り石で組んだ防波堤で囲われ、小さいけど風情のある港でしたが、平成に入ったころより、急速に近代化が施され、昔の情景を思い起こすよすがはまったく見当たりません。

その分、台風が近づいても増し舫い(ロープ)を一本多く取るだけで済むようになり、船を浜の奥に引き上げたり、他港に緊急避難する必要もなくなり、潮の満ち引きに関係なく安心して漁に出れるようになりました。

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旧小田港を埋めて沖に出し、大規模な近代化がなされた新小田港です。

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小田港とは防波堤一本を堺として、その北側に正光港が隣接します。

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正光港に舫う小型漁船です。
手前の桟橋の上に整然と並べてあるのは、タコ漁で使用するタコツボです。

昔は陶製の壺でしたが、近年はプラスチック製です。

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大王神社(天満宮)付近の高台から見た、南の方向です。
港の半分より手前が正光港で、その向こう南側が小田港です。

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畑漁港の南側(旧岡港)です。

北側の畑地区にはかって旅客船用桟橋(沖港)があり、是長港、美能港、三高港を経由し広島宇品港とを結ぶ定期航路がありました。

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畑漁港と道路を隔てて、沖漁業協同組合(岡大王・畑・是長)があります。

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県道36号線沿い、専念寺の南に丸本真珠店の看板が目立ちます。

えっ?、こんな田舎に(失礼。m(__)mです。)宝石販売店が???って、おどろいたのですが、実は真珠の養殖を本業(他に、アクセサリー修理,アクセサリーショップ,貴金属店,真珠,真珠卸,宝石加工,宝石貴金属リフォーム,宝石店)とされているようです。

中国新聞(2013年7月7日)記事によれば、水質の良い大黒神島付近でアコヤ貝を養殖、年間3万個の核入れ作業を行い、そのうちの6割程度(上質真珠は約5千個)が真珠として出荷されるといいます。

創業は1947年、最盛期には江田島市近海に40近い真珠の養殖業者が集まったこともありましたが、1967年の国内生産量125トンをピークに下降、2011年には20トンにまで落ち込みました。

現在江田島産真珠の養殖販売業は岡大王の「丸本真珠店」のみとなりました。

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小田港から南の赤曲鼻へと向かう途中、なんとも奇怪な船が数隻船首を道路側にして並びます。

映画撮影用の模型船?、木工船大工さんの練習用???・・・いえいえいえ・・・実は、ここはFRP船の造船所なのです。

外側から見える規則的に組まれた木材は、船形補強の骨材で、それにそって内側にスベスベした面を持つ船形が作られています。
その内側の船形に合わせてガラス繊維を何枚も張り合わせ、特殊な樹脂で固めます。
硬化した船体を形から抜き取ればFRP船の出来上がり?・・・って、まあそう簡単な作業ではなさそうですが、大小5、6種類の船形が用意されています。

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岡大王と大黒神島の間を行く小型漁船です。

船首に乗り、海面を凝視しながら船を進めていましたが、まさかカジキマグロの突きん棒漁じゃなさそうですし???・・・(^_^;)です。

昭和37年(小田港・正光港・畑漁港) 
昭和37年5月16日の航空写真です。

どの港も北側に防波堤が築かれており、湾口は南側に開けられています。
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