是長 入鹿明神社 3/3

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入鹿明神社に狛犬は置かれていませんが、拝殿の脇に、ほぼ等身大で木彫りのライオンが奉納されています。

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銘とか説明板は見えませんし屋外に置かれていますので、有名な木彫り作家が作ったものではないと思いますが、結構な迫力で参拝者を威圧します。

人一倍器用な大工さんか、宮大工見習いさんの練習作品かも???ですが、「なぁ~~~ぜ、ライオンなんだぁ~~~???」・・・です。

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その「なぁ~ぜ、ライオン」の疑問は、神社の全体画像も一枚残しておこうと、潮の引いた砂浜に降りて後ろを振り返りますと、「あっ、そうなんだぁ~~~」と、一瞬で解決しました。

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能美島志(1763年)に記載の、「社後峻巌千尺、小松森々タリ・・・ 」がこの景色です。

社殿右後方の垂直に切り立った岩山は、見ようによっては、ウサギにも、ネコにも見えますが、大きさからしてライオンと見るのが妥当だろうと思います・・・(*^。^*)です。

江戸時代後期の岩山(峻巌千尺)が今見えるものと全く同じだったかどうかはわかりませんが、松林がまばらとなった他はそんなに大きな変化はないだろうとおもいます。

ちなみに長さの単位である尺は、国や地方、時代、使用目的などにより変動がありますが、明治政府により、伊能忠敬が日本地図作製で使用した「折衷尺」が公式の曲尺(かねじゃく)として採用され、1メートルの33分の10が1尺であると定められました。

つまり、能美島志にいう千尺とは30.303 cm×1000≒303 mになります。
国土地理院地図では神社背後の最高地点は127.1 mですので、江戸時代の人は話を面白くするために少しだけ???風呂敷を大きめに広げたってこと・・・白髪三千丈よりはずい分と控え目・・・ (^^;) です。

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アップ画像です。
岩陰にあって瞳にも見える黒い小球はスズメバチの巣です。

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ライオン岩をもっとまじかで見てみようと柴をかき分け、峻巌千尺の岩山に分け入ってみることにしました。

下から見上げれば誰が見ても千尺には見えない峻巌も、上から下に見下ろせばカメラ画像以上に千尺の高さを実感することができ、足はすくみ、柴をつかむ手にも力が入ります。

沖に浮かぶ三角形の島が小黒神島で、その背後は宮島です。

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下から見上げたときには気づきませんでしたが、口に見える部分にまるで舌をだしたかのように大岩がぶらさがっています。

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さらに近づいてみました。

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えぇ~~~~。
どうなってるっでしょう。
奇跡?。神業??。摩訶不思議???。

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古くからの言い伝えに、「神域において、もしも石を盗ることがあれば神罰現然たり」と。

盗るどころか、お傍に近づくことも控えさせて頂きたく・・・ m(__)m そうろう。
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