三吉 薬師堂

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「薬師堂」は徳正寺から、さらに木ノ下川を逆登った先の大附集落南部の高台にあります。

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大附集落の家々を結ぶ小道に面して建つ薬師堂です。

この付近の地名は大護寺とも呼ばれており、かって薬師堂背後の山中にはお寺があったと云われます。
大附薬師堂の薬師如来像は、その大護寺より移したものであるとも云います。

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堂の扉は閉まっていましたが、格子戸の桟の間から内部を拝ませていただきました。

帽子を取り、姿勢を正して「合掌」・・・m(__)mです。

一般的な薬師如来像は右手を上げ(施無畏印)、左手のみが膝の上(与願印)、あるいは薬壺を持ちますが、大附薬師如来像は両手を膝の上に乗せる「禅定印」で現わされています。

この所作は古い時代の薬師如来像に多く、京都嵯峨薬師寺の薬師如来像とよく似た御姿となっています。

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堂内側面の壁にタペストリー?が掛けてあり、「おん ころころ せんだり まとうぎ そわか」と文字が書かれています。

これはすべての薬師如来に共通する「真言」と呼ばれる音です。

「真言」は梵語で「マ ントラ(मन्त्र [mantra])」といい、「いつわりのない真実の言葉」という意味を持ちます。
伝統的に言葉の意味を詮索しません。
なぜなら、真言は音が重要であり、知識や理屈に執着しないためです。
あえて翻訳せず音写を用いるので、 漢訳では咒(明咒)と訳されます。
一心に称(とな)え続ける心境がもっとも仏に近く、あらゆる功徳がその称えの中に含まれます。
と、以上は「一畑薬師」さまHPからの、引用・・・m(__)mです。

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大附薬師如来像は左手に薬壺をお持ちになりませんが、何故かお堂の奥に「サントリー リザーブ」と刻印のある通常よりも一回り大きな壺(瓶)が置かれています。

劇薬、あるいは気違い水となる場合もあるとは思いますが、御人によっては最上の「お薬」「活力の源」ともなる「お神酒(おみき)」・・・(*^。^*)です。

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お堂は昭和の頃に建て替えられた様子・・・境内は狭いのですが、左右に石灯籠が置かれ、ソテツが大きく葉を広げ、ナンテンの実が赤みを増しています。

ちなみに、ソテツは有毒なサイカシンを多量に有し、ナンテンもアルカロイドなどの有毒成分を有しますが、「毒は薬なり」で、古来より毒成分をうまく希釈調合して薬としても利用されていました。

何にでも効く薬の調合は望めませんし、常に健康な体を維持することもできませんが、自身で可能な養生「過度な飲食を慎み、規則正しい生活」くらいは実践しましょうね・・・(*^。^*)です。
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