FC2ブログ

三吉 安渡島・笠磯

s-安渡島・小島 
「安渡島」は三高桟橋と広島宇品港とを結ぶ航路の西側、三高桟橋からは約1800mの距離にあり、地理院地図による標高は10.4m、花崗岩の独立島で廻りの水深は30~40mあります。

「笠磯」は三吉小島港の北、約300mの海上にあり、岩礁の上には黒地に赤い帯を巻いた笠磯灯標が建ちます。

s-DSCN0491 (2) 
安渡島の東側航路を、宇品港から三高桟橋へと航行中のカーフェリー「入船」です。

ちなみに、カーフェリー入船(いりふね)は能美町高田の中谷造船所で建造されました。
1997年9月竣工、全長49.9mで総トン数は354トン、大型バス2台、乗用車13台、旅客定員は250名、速力11ノットです。
瀬戸内海汽船の持ち船で、運航会社は瀬戸内シーラインとなっています。

s-2015-06-27 060 (2) 
安渡島の北側は呉港等に出入りする船舶の主要な航路となっており、大型船が頻繁に行き来します。

安渡島は東西方向とと南北方向に走る二つの航路の交点に位置しますので、船舶航行量の多くなった今日においてはその灯標としての役割も重要で、昭和42年(1967年)1月29日、塔型のコンクリート造り、白色塗装、高さ9.2mの灯台が設置されました。

灯台名は「安渡島灯台」、平均海水面から灯火までが18m、灯質は単閃白光(毎4秒に1閃光)、光度は560カンデラで灯光は14.8km先まで届くとされます。

s-2012-10-08 002 014 (2) 
安渡島灯台の北側航路を西方向へと航行中のクルーズ船「銀河」、右上には似島の西端が写ります。

ちなみに、クルーズ船銀河(ぎんが)は呉市川尻町の神田造船所で建造されました。
1984年3月に竣工、全長58.8mで総トン数は575トン、出力1,800馬力のディーゼルエンジンで速力14.2ノットで航行、運航者は瀬戸内海汽船となっています。

s-2015-06-27 037 (2) 
安渡島を圧倒する超大型船は、鉄鉱石バラ積み運搬船の「新音戸」です。
伊万里の名村造船所で1996年に建造されました。
全長 : 273m
全幅 : 43m
深さ : 24m
満載喫水 : 17.6m
速力 : 15.9kt
総トン数 : 77,000トン
載貨重量トン : 15万トン
船籍国 はパナマで、日本郵船と月星海運の共有船とされます。

呉市の日新製鋼で積み荷の鉄鉱石15万トンを陸揚げし、新たな鉄鉱石を求めて海外へと向かう雄姿・・・(*^。^*)です。

ちなみに、日本は鉄鉱石の全量を海外から輸入しており、2014年の鉄鉱石の主な輸入相手国は、豪州(52,218千Mt)、ブラジル(23,274千Mt)、南ア(3,993千Mt)、カナダは(2,632千Mt)となっており、その他の国々を合わせた総輸入量は(85,919Mt)となっており、上位2か国である豪州とブラジルからの輸入量は全体の88%となります。

s-2015-12-08 083 
呉港(海上保安大学校岸壁)を母港とする、海上保安庁巡視船PL21「こじま」です。

「こじま」は、1993年3月、舞鶴の日立造船所で約50億円をかけて建造された海上保安大学校の4代目となる練習船でもあります。
総トン数3,136t、全長115.2mで8,000馬力、速力は18ノットで、兵装として35mm単装機銃×1基・20mm多銃身機銃×1基を搭載し、非常時には本来の巡視船としての任務も可能です。

s-DSCN5053 (2) 
海上自衛隊の潜水艦ですが、航行中は艦番号や艦名の表示はありません。
(桟橋などに停泊中だと玄門付近に艦番号、艦名を示すプレートが立てられます。)

ちなみに海上自衛隊の保有する最新の潜水艦は「そうりゅう」型で、一番艦は2009年に神戸三菱造船所で竣工した「そうりゅう」です。
排水量は2,900t、全長84m、機関はディーゼル・スターリング・エレクトリック方式で、水上3,900ps・水中8,000ps、速力は水上13ノット・水中20ノット、兵装として89式魚雷とハープーン対艦ミサイルを搭載し、乗員は65名です。
建造費は搭載電池の性能により513~643億円となります。

s-DSCN3442 (2) 
艦番号106、護衛艦「さみだれ」です。

むらさめ型護衛艦の6番艦として、東京の石川島播磨重工業で建造、2000年に就役しました。
現在は第4護衛隊に所属し母港は呉港です。
排水量4,550t、全長151m、機関は4基のガスタービンエンジンで出力6万PS、最大30ノットで航行可能です。
武器は62口径76mm単装速射砲 × 1門、高性能20mm機関砲× 2基のほか、対艦ミサイル、対空ミサイル、短魚雷、哨戒ヘリコプターを搭載、乗員は165名となっています。

上記船舶の要目等はウィキペディア他、ネット情報からの抜粋・・・m(__)mです。

s-DSCN0493 (2) 
画像中央上の小さな島が「安渡島」、手前右下に建つ灯標の下部が「笠磯」です。

s-DSCN6205 (2) 
笠磯灯標は江田島市三高港(小島港)沖に位置する笠磯浅瀬を明示する目的で設置され、初点灯は昭和56年1月12日です。

塔型のコンクリート造りで、黒地に赤横帯 1本塗、黒色球形頭標が2つ付きます。
光質は単閃白光(毎 5s / 2閃光)、130カンデラ、光達距離は5.5海里 (約10Km )
灯火の高さは平均海水面水面から9.7m、灯標高は7.5mです。

s-2015-06-27 097 (2) 
燃え盛る炎の先に建つ笠磯灯標です。

この日(前日?)は海上ゴミの一斉清掃日?だったようで、海上に流れ出た粗大ゴミを集めて浜で焼却処分を行っている様子です。

スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

カレンダー
09 | 2018/10 | 11
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
検索フォーム
カテゴリ
リンク
最新記事
月別アーカイブ
プロフィール

わきです

Author:わきです
FC2ブログへようこそ!